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科学技術
2010年、台湾のカスタムICチップ製造は生産高世界1位、IC設計は世界2位にランクされた。(GA影像図庫提供)台湾が今日、世界に大きな影響力を持つようになったのは、世界の情報技術(IT)産業における重要な一員としてである。台湾のハイテク企業の目覚ましい発展は、政府による応用科学発展の奨励策によるところが大きい。
政府は長年にわたり、数々の投資優遇策と支援を提供してきた。例えば、シードファンドを設けて100以上のビジネス・インキュベーター・センターを設立しており、その多くは大学によって運営されている。政府の支援を受け、工業技術研究院(ITRI)と国家実験研究院(NARL)、資訊工業策進会は、台湾がテクノロジー・パワーハウスへと大きく飛躍するに当たって重要な役割を果たした。これらの機関は研究分野を指揮し、サイエンスパークの構築を支援し、民間部門の研究開発と新技術調査を援助してきた。
工業技術研究院は、世界の二大カスタムICチップメーカーであるTSMCやUMCなど、グローバル市場で重要な地位を占める企業の設立にも力を発揮した。工業技術研究院は2011年、米国の権威あるR&Dマガジンが年間の技術革新トップ100に贈るR&D 100 Awardを連続4年受賞した。最新の受賞技術は、電力を消費しない書換え可能な電子ペーパーi2R e-Paperや、液晶ディスプレー用の偏光保護フィルムHyTACなどである。
2009年にスタートしたバイオテクノロジー・テイクオフ計画は、特に製薬および医療機器の分野でのビジネスチャンス拡大を目指している。(黄仲新撮影)台湾のサイエンスパークは、情報通信技術(ICT)やバイオテクノロジー、精密機械、ナノテクノロジーなどの分野での飛躍を追求する企業の本拠地であり、これらの企業の秀でた業績は国家の研究開発力を示している。2010年、米国における台湾人の特許取得件数は合計9202件で、米国、日本、ドイツ、韓国に次いで世界で5番目に多かった。
バイオテクノロジー産業は今後劇的な成長を遂げると見られているが、それは台湾各地に十数のバイオパークが設置されたことによるところが大きい。バイオ関連の研究開発には、環境バイオテクノロジー、生薬、製薬、ワクチン開発などがある。この分野、特に医薬品および医療機器のビジネスチャンスを拡大するため、政府は2009年、バイオテクノロジー・テイクオフ・プランの推進を発表した。2009〜2013年、このプランによって12億米ドルを投資する。
産官学の協力は、情報通信産業の発展と高付加価値分野の確立、従来型産業の転換において重要な役割を果たしている。研究開発チームは、クラウド・コンピューティングから次世代通信アプリケーションであるWiMAXまで、最先端技術の開発に取り組んでいる。これらの努力は、幸福な社会実現と持続可能な発展のための科学技術向上という台湾の目標を示している。
台湾のIT製品・サービスの生産高と
グローバルシェア(2010年)
世界1位
項目 生産高(100万米ドル) 世界シェア(%) マスクROM 279 97.9 ICテスティング 3,947 71.2 カスタムICチップ製造 17,612 65.6 光ディスク 1,031 53.8 ICチップパッケージング 8,516 46.5 電解銅箔 851 36.7 世界2位
パーソナル・ナビゲーション・デバイス(PND) 1,887 38.0 大型TFT-LCDパネル 25,976 32.2 ファイバーグラスクロス 295 30.1 OLEDパネル 249 26.1 ICサブストレート 1,803 23.2 ICデザイン 12,955 21.7 中小型TFT-LCDパネル 3,933 19.4 TN/STN-LCDパネル 398 16.6 資料:経済部 産業技術情報サービス計画
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