「２００８－２００９旅行台湾年」の活動がスタート、目標は４２５万人

　２月１５日、張俊雄・行政院長は台北市内において、「２００８観光節慶祝大会ならびに２００８－２００９旅行台湾年オープニング式」を黄輝珍・政務委員、蔡堆・交通部長、頼瑟珍・観光局長等の出席の下、開催した。

　張・行政院長は同式典におけるあいさつの中で、「昨年台湾を訪れた旅行客数は３７１万人で過去最高を記録し、５．８２％の成長だった。政府は今後２年間に１０億元（約３４億円）を投入し、訪台者数４２５万人を目標とする。２００８年に産・官・学のさらなる努力の下、「２００８－２００９旅行台湾年」の推進を通して、２００８年の訪台者数をさらに増やしたい」と意欲を示した。

　さらに「観光業は台湾の２１世紀のナビゲーター的なサービス業の一つであり、就労機会の創出、外貨獲得、経済発展の促進が可能になるのみならず、国家のイメージを宣伝することができ、台湾の国際社会における知名度が増すことにもなるのである」と強調した。

　また、張・院長は、政府の関連部門および観光界の関係者各位によるこの１年間の台湾の観光旅行業発展のための努力と尽力に対し、感謝と敬服の意を表した。

　続けて張・院長は「交通部観光局は『２００８年北京オリンピック』に臨機応変に対応し、また、高雄で開催される『ワールドゲームズ　２００９』および『台北聴力障害者オリンピック』の開催に合わせるために、『２００８－２００９旅行台湾年行事計画』を起案し、同案はすでに行政院院会（閣議）に提出して報告され、認可された。観光局は積極的に新しい旅行形態の創造を推し進めると同時に、これまでにない方法で、それぞれ国際的に宣伝する計画をしており、これにより観光客に親善的な旅行環境を感じさせることができるようになるのである。この行事計画の目標を達成させるために、私は各関連部門に対し、全力で対応するように要求しており、観光関連業界には、今後も引き続き観光局を支持してもらいたい」と述べた。

写真提供：中央社

【行政院　２００８年２月１５日】