【 新竹県長、北海道帯広市を訪問 「愛情」「幸福」の姉妹駅締結に招待 】
新竹県の邱鏡淳県長は7月21日、北海道帯広市役所を訪れ、米沢則寿市長への表敬訪問を行った。訪問時には、台北駐日経済文化代表処札幌分処陳桎宏処長、十勝日台親善協会曽我彰夫会長も同席している。新竹県の合興駅は「愛情駅」として知られており、帯広の旧国鉄広尾線「幸福駅」側との2年以上に渡る協議を経て、今年10月22日に予定される友好協定締結に漕ぎつけた。邱県長は、両駅の提携により、両地の文化や産業、経済交流などを発展させ、さらには歴史的意義を持つ地元の美しさを海外にPRすることで、観光産業の発展を促進できればと期待を示している。(2016/7/22)
【 日本統治時代から残る台南公園、日本の著名庭師が視察 】
日本統治時代に開園し、来年100周年を迎える台南公園(台南市)に7月19日、日本の庭師・北山安夫氏が視察に訪れ、園内に残された日本庭園などの修復についてアドバイスを行った。同氏は豊臣秀吉の正室、北政所ゆかりの高台寺(京都府)庭園修復も手掛けた極めて有名な庭師だ。今回の視察は、公園に日本統治時代の姿を取り戻すことを目的に、地元の民間団体が招いたもので、台南市政府の関係者も同行した。1917(大正6)年に開園した台南公園は、当時皇太子だった昭和天皇が1923(大正12)年の台湾行啓で立ち寄った場所としても知られ、旧台南県知事官邸、旧台南州庁舎(現・台湾文学館)などとともに人気観光スポットになっている。 (2016/7/22)
【 台湾・彰化県長、東京の高齢者施設視察 福祉政策で参考に 】
魏明谷彰化県長は7月16日、東京都品川区内にある高齢者施設「八潮南特別養護老人ホーム」を視察した。日本で進められている取り組みを参考に、福祉の拡充を図りたいとしている。魏県長は、高齢者の福祉と介護は政府の責任だと力説。同施設が元区立中学校の建物をそのまま活用したことに触れ、古い建物を利用する政策に生かしたいとした。彰化県は総人口のうち65歳以上の高齢者が占める割合が全台湾平均の12.5%を上回る13.8%となっており、高齢化社会への対策が急務となっている。魏県長はこれまでにも愛知、長野、群馬にある関連施設を訪れ、福祉改善の可能性を探っている。(2016/7/17)
【 良縁探しをお手伝い 台南市で七夕バレンタインのイベント開幕 】
中華圏における「バレンタイン」とされる旧暦7月7日(今年は8月9日)を前に、「2016台南七夕フェスティバル」(愛情嘉年華)が7月22日、台南市で開幕した。主催の台南市政府は期間中、縁結びの神様「月下老人」がまつられる市内の寺廟を巡る街歩きツアーなど様々なイベントを開催。参加者の良縁探しを後押しする。頼清徳市長によれば、市内の月下老人廟は台湾全土で最多を誇る。同市が七夕をテーマにイベントを開催するのは今年で6年目。同フェスに合わせ、市内のホテルなどでは月下老人をまつる寺廟とコラボレーションした特別料理を提供。商業施設や文化施設にはロマンチックなアート作品が展示されるほか、コンサートも開かれる。また、「七夕祭り」が縁で結びついた仙台市との交流促進協定締結10周年を記念した展覧会も行われる。開催期間は8月21日まで。 (2016/7/22)
【 食べるなら今 台湾・台中のモモ、ジューシーで高品質 】
台中市和平区の梨山地区で生産されたモモが旬を迎えた。同市政府ではジューシーで高品質な味わいをPRし、購入を呼びかけている。張光瑤副市長によると、台湾産モモの半数以上は梨山で生産。良質な水と空気、標高や気温が栽培に適しているとされ、500ヘクタールに年間約6200トンが実るという。同市農業局の関係者は、今年は冷害の影響で果物の不作が伝えられているとしながらも、今年も一定の量が実ったと語る。購入や果実狩りなどを通じて梨山への認識を深めてほしいとしている。林建堂・和平区長は、モモのほか茶葉や高原野菜、ナシなどもおいしく、先住民文化にも触れられるとして、同地への来訪をアピールした。(2016/7/22)
【 台湾の少年野球チームが決勝で韓国にサヨナラ勝ち 世界大会へ 】
韓国・ソウルで7月18日、少年野球(ポニーベースボール)のアジア太平洋地域選手権決勝が行われ、台湾は開催国の韓国に9-5でサヨナラ勝ちを収め、今年8月米カリフォルニア州で開かれる世界選手権への出場を決めた。決勝戦では王天鑫選手が満塁本塁打を放つなど台湾打線が絶好調で、見事サヨナラ勝ちを収めた。台湾チームは昨年も世界選手権に出場したが、3位に終わっているため、今年こそは2012年以来4年ぶり7回目となる優勝に期待が高まっているところだ。 (2016/7/20)
【 ガーミン、交通系ICカード機能搭載の製品発表 日本での販売も視野 】
全地球測位システム(GPS)機器メーカーのガーミン・コーポレーション(新北市)は7月19日、交通系ICカード「iPass」(一卡通)機能を搭載した活動量計「vivosmart HR」を発表した。今後日本や香港でも同様の製品を展開したいとしている。同社の王正偉副総経理(副社長)は、身に着けて使用するウェアラブル端末の普及は想定より遅れているとしながらも、新商品の発売を通じて市場への浸透を図る考えを語った。一方、iPassの運営会社の施勝耀董事長(会長)はこの日、来年の旧正月(1月28日)後にも台湾高速鉄路(新幹線)の乗車にiPassが使用可能になる見通しを示した。現在の発行枚数は980万枚。今後も利用拡大を目指すとしている。 (2016/7/20)
【 日本の女性大食いアイドル、台湾の夏の美食大使に 名物グルメをPR 】
交通部観光局の夏のキャンペーン「台湾夏至235」の美食大使として、日本の大食いアイドルもえのあずきが就任した。7月19日に台北市内で開かれた記者会見に登場したもえのは、観光局の劉喜臨副局長からリボンと月桂冠を授与された。台湾夏至235キャンペーンは夏の観光体験を通じ、愛玉(レモンシロップをかけた寒天状のゼリー)やサボテンかき氷など特色ある台湾グルメをPRするのを目的としており、開催は今年で4年目。尚、235とは、台湾本島と離島を貫く北緯23.5度の北回帰線を示す。また、同キャンペーンの一環として、8月には「阿里山夏季草地音楽節」や「KANO観光カーニバル」などが行われるとされている。(2016/7/20)
【 高雄メトロ、江ノ電と乗車券交流 特典付きガイドブックを相互に配布 】
6月8日に観光連携協定を締結した高雄メトロ(MRT)と江ノ島電鉄(江ノ電)が、7月15日から使用済み乗車券を特典付きガイドブックと交換できるキャンペーンを開始した。乗客は江ノ電の1日乗車券を高雄メトロの指定された駅の窓口に持参すると、「高雄メトロ沿線パスポート」がもらえる。また、台湾からの乗客は江ノ電の指定駅窓口に行けば、高雄メトロの1日券、2日券、周遊券を「江ノ電沿線パスポート」と引き換えられる。同キャンペーンの実施期間は来年3月31日まで。尚、7月31日までの約2週間に限っては、高雄メトロ全駅で列車の到着時に江ノ電のご当地駅メロディー「好きです江ノ電」が合わせて流されるとのこと。(2016/7/18)
【 台湾見本市・展覧会情報 ― 2016年台湾国際ソーラー産業見本市 】
10月12日(水)より3日間、台北南港展覧館(台北市南港区經貿二路1号)にて「2016年台湾国際ソーラー産業見本市」が開催される。中華民国対外発展協会(TAITRA)の主催。出展品目はソーラー電池及び材料、ソーラー発電システム、電力変換システム、関連パーツ、蓄電池など、ソーラー産業に関わるもの全般。詳しくは以下HP及び添付ファイル参照。