【 <空港線>蔡英文総統が視察 笑顔で「いいね!」=2月2日プレ開業 】
蔡英文総統は1月31日、2月2日にプレ開業する桃園メトロ(MRT)空港線を視察し、台北(台北市)―高鉄桃園(桃園市中壢区)間で試乗した。試乗を終えた蔡総統は「空港線開業に伴い、台湾の公共交通が新たなマイルストーンに向かっていければ」と期待を示した。蔡総統は桃園メトロ台北駅で案内を聞き、事前搭乗手続きエリアを視察。改札に入った際、取材陣から満足しているか尋ねられると、笑顔で親指を立て「いいね!」のジェスチャーをしてみせた。蔡総統は同高鉄桃園駅でのあいさつの中で、空港線開業の重要な意義は「地域活性化」と「空港の輸送力の大幅な増強」の2点だと説明。国内外の人々に台湾の濃厚な人情味を感じてもらいたいと述べた。2月2日から3月1日までのプレ開業期間中は運賃無料。3月2日に正式開業する。 (2017/1/31)
【 海外在住者が選ぶ「生活の質の高い場所」=1位は台湾 】
海外在住者向けオンラインコミュニティー「インターネーションズ」が発表した最新の「生活の質の高い場所」に関する調査で、台湾は67カ国・地域中、1位になったことが分かった。調査は海外在住者1万4300人を対象に実施。43項目の質問に対する回答を基に順位を算出した。2位からは順に、オーストリア、日本、スペイン、コスタリカ等。台湾は99%の対象者が安全面で肯定的見方を示したほか、社会の安定性についても89%が好意的に受け止めた。また、高度な医療福祉制度や安価な医薬品でも高評価を受けた。(2017/2/2)
【 台湾の自由度、11年ぶりに最高評価獲得 総統府「長年の努力が明白に」 】
米国の非政府組織(NGO)「フリーダムハウス」が現地時間1月31日に発表した2017年の「世界の自由」報告の自由度格付けで、台湾は2006年以来11年ぶりに最高評価を獲得した。この結果を受けて総統府は2月1日、「台湾が民主、自由、人権を長年追い求めてきたことが国際社会で誰の目にも明らかになったことの証明」だとコメントした。評点は100点満点中91点で、米国の89点を上回った。「政治的権利」と「市民の自由」の格付けでも、最高評価を獲得。同団体は、市民の自由の評価が改善された理由について、近年においてメディアの独立性と学問の自由が見て取れたためだと説明した。格付けは世界の195カ国、14地域が対象。(2017/2/2)
【 クルーズ船観光客、100万人突破の見通し=2017年予測 】
交通部の賀陳旦部長は2月2日、クルーズ船で台湾を訪れる旅行者が今年は前年比30%増加し、100万人を突破するとの見通しを明らかにした。交通部はクルーズ船誘致に力を入れており、航空機での移動とクルーズ船を組み合わせた「フライ&クルーズ」を積極的に推進している。交通部が同日、行政院(内閣)に提出したクルーズ船の発展戦略報告によると、台湾における2016年のクルーズ産業の規模は40億台湾元(約146億円)。2017年は50億元(約182億円)に達するとみられている。尚、フライ&クルーズの旅行者数は2016年に2万人を記録し、2017年は2万5000人に増加すると推測されている。(2017/2/3)
【 台湾新幹線、1日当たりの乗客数過去最多を更新 25万2千人 】
台湾高速鉄道(新幹線、高鉄)の統計によると、旧正月連休中の1月30日の乗客数が25万2250人になり、1日当たりの利用として開業以来最多を記録した。統計によれば、25日から30日までの6日間の乗客数は127万人以上。日別では25日19万1036人、26日21万9962人、27日(旧暦大晦日)18万3656人、28日(旧暦元日)17万6707人、29日24万6391人、30日25万2250人―だった。昨年の台湾ランタンフェスティバル期間中の短距離利用を除いたこれまでの1日当たりの最多は、昨年の端午節連休の最終日、6月12日の25万423人だった。(2017/1/31)
【 WBC台湾代表、西武・郭俊麟ら日本球界所属の投手が先発陣の柱に 】
2月開催のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に臨む台湾代表の郭泰源監督が2月3日、台北市内で記者会見し、西武の郭俊麟をはじめ日本球界でプレーする投手らを先発投手として起用する考えを示した。1月下旬に発表された登録メンバー28人のうち、13人が投手。郭のほかに、ロッテの陳冠宇、楽天の宋家豪、独立リーグ「四国アイランドリーグplus」の高知への入団が取り沙汰されている羅国華も選ばれた。ベスト8入りを果たした前回大会(2013年)並みの成績を残すためにも、日本球界に所属する選手らの踏ん張りが望まれる。(2017/2/3)
【 台北国際ブックフェア、2月8日開幕 台湾の読書史や古い街並みを紹介 】
今年で25回目となる「台北国際ブックフェア」(台北国際書展)が2月8日に台北市内で開幕する。台湾の読書の歴史にスポットを当てた展示エリアのほか、昔の台北の街並みを紹介するブースなどが設置され、来場者に読書の素晴らしさを伝える。読書史をテーマにしたエリアでは、1950年代から現在までにおける台湾の読書の発展の過程を紹介。各年代の作家の手書き原稿や1960年代に創刊された文学雑誌の創刊号原本など貴重な資料も展示される。なお、中央研究院は「昔の台北に出会う」をテーマにしたブースを出展するとのこと。(2017/2/3)
【 台湾のクリエーティブブランド80組が集結 魅力を発信=東京でフェア 】
台湾の新鋭クリエーターやブランドが手掛けた商品を集めたフェア「台湾品質~日常に台湾クオリティーを。~」が1月23日から東京都内で開催されている。日本の消費者に実際に商品を手に取ってもらうことで、作り手の思いや魅力を伝える。フェアの主催者で、日台の文化を双方に発信するLIPの田中佑典代表によると、会場となるマーチエキュート神田万世橋からの依頼で実施が決定。台湾デザインセンター(台湾創意設計中心)が協力した。出展数は約80組。田中氏は「商品の紹介や販売を通し、日本の我々の生活に台湾のクリエーティブやクオリティーをもっと取り込んでもらえれば」としている。田中氏によると、来場者数は開幕から1週間で約1万人に上ったとのこと。(2017/2/3)
【 五木ひろし、台湾のファンにお年玉=今月末開催の台北公演PR 】
歌手の五木ひろしが2月2日、今月27、28日に開催する台湾公演のPR記者会見を台北市内で行った。五木は会場に駆け付けたファンに特製のお年玉を配ったほか、台湾語で「こんにちは」とあいさつし、ファンを驚かせた。五木が台湾公演を行うのは、2013年、2014年に続き3度目。今回は特別に昭和の名曲を多く準備し、さらに、自身の楽曲の中国語や台湾語のカバーバージョンを披露することを明かした。中国語の発音を練習する際、テレサ・テンを手本にしているという五木。台湾公演を目前に控え、毎日丹田発声を練習していると話し、「現在の状況はこれまでに決して引けを取らない」と自信をのぞかせた。(2017/2/3)
【 台湾見本市・展覧会情報 ― 第27回台北国際食品見本市 】
2017年6月21日より4日間、台北世界貿易センター南港展覧館にて第27回台北国際食品見本市が開催される。中華民國対外貿易発展協会の主催。出展品目は生鮮青果、農産物加工品、家禽製品、シーフード、食肉と食肉加工品、食用油、乳製品、健康食品、冷凍食品、缶詰類、焼き菓子、ビスケット、アルコー ル飲料、コーヒー・紅茶、ジュース・清涼飲料、アイスークリーム、調味料及び菓子類。詳しい情報は以下実施情報及び添付ファイル参照。
HP : http://www.foodtaipei.com.tw/ja_JP/index.html