【 大阪で台湾観光PR 西日本各地で旅行業界向け説明会も開催 】
交通部観光局は4月8日、台湾観光PRイベントを大阪府吹田市内の商業施設で開催した。航空会社や宿泊業者などがブースを設置し、観光スポットなどを紹介したほか、茶芸や切り絵などの文化体験も行われ、会場は多くの来場者でにぎわった。観光局は今年から「Meet Colors!台湾」と題し、台湾の風景の中にある様々な色に焦点を当てて魅力を伝える日本市場向けのPR活動を積極的に展開している。説明会では、「Meet Colors!台湾」の体験ツアーや最新の観光情報などを紹介。「Meet Colors!台湾」に関連したパッケージツアーの6月からの販売開始を各旅行会社に働き掛ける。2016年に台湾を訪問した日本人旅行者は前年比16.5%増の189万5702人。過去最高を記録した。(2017/4/9)
【 新竹県長、在日客家系住民の懇親会でアブラギリのイベントをアピール 】
邱鏡淳・新竹県長率いる訪日団は4月9日、東京都内で行われた在日客家系住民の親睦団体、東京崇正公会の懇親大会に出席し、見頃を迎えているアブラギリの花を日本の人にも見に来てもらえればとアピールした。独特の文化や言語を持つ客家人が多く住む新竹県では、毎年、客家文化の象徴であるアブラギリの開花シーズンに「客家桐花祭」が開かれる。今年は同22日からの開催で、邱県長は客家の文化発展の軌跡や現地の名産を楽しんでほしいと来場を呼び掛けた。同会に出席した台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(大使に相当)は、日本に向けて台湾の客家文化の発展の成果を伝えることができ、喜ばしいと語った。尚、同県では台湾鉄道合興駅が北海道帯広市幸福駅と友好協定を締結している。(2017/4/10)
【 国家発展委員会、人気リゾート地への鉄道建設を可決 2026年開通へ 】
国家発展委員会は4月11日、台湾鉄路管理局(台鉄)南回線内獅から人気リゾート地・墾丁への玄関口・恒春(ともに屏東県)を結ぶ恒春観光鉄路の建設を可決した。今後環境アセスメントが行われ、早ければ2026年6月の開通を目指す。同委員会によると、墾丁国家公園を訪れる旅行者の数は年間800万人。環境への悪影響が懸念されることから、人の動きを分散させ、県内にあるほかの地域の観光産業を振興させたいとしている。同線は全長37.72キロ。交通部(交通省)の関係者は、平日は毎時1本、休日は毎時2本の列車を運行する計画だと話す。台湾高速鉄路(高鉄、新幹線)左営駅との乗換駅である台鉄新左営駅からは各駅停車で141分、停車駅の少ない速達タイプでは90分で結ぶとしている。(2017/4/12)
【 「キティ」「キキララ」等人気キャラ集結 エバー航空が特別塗装機就航 】
エバー(長栄)航空は4月10日、サンリオとコラボレーションした特別塗装機「ドリームジェット」の運航を台北(松山)-羽田間で開始した。デザインにはハローキティのほか、リトルツインスターズ(キキララ)やマイメロディなどサンリオの人気キャラクターが揃って登場。乗客を夢の国に誘い込む。新塗装機はこれまで運航されていたハローキティ特別塗装機「アップル」の後継機。同社は今年2月、ハローキティ塗装機4機を今年上半期までに順次引退させ、サンリオのキャラクターを起用した新たなデザインの塗装機を導入すると発表していた。同社はこの日、羽田空港で就航セレモニーを開催。柯金成広報責任者は、6月にかけて新塗装機2機の運航を開始すると明かした。(2017/4/11)
【 高雄メトロ、京王電鉄と共同キャンペーン実施 相互誘客狙う 】
高雄メトロ(MRT、高雄市)は京王電鉄(東京都)と共同で、台湾、日本双方からの訪問客を対象にしたプレゼントキャンペーンを4月25日から12月25日まで実施する。相互誘客がねらい。京王電鉄が海外の鉄道事業者とコラボレーションするのは初となる。高雄市と京王電鉄京王線が走る東京都八王子市は2006年に友好交流協定を締結。その縁で今回のコラボレーション実施につながった。日本・台湾の利用者は、携帯端末等を利用することで豪華特典が得られるとのこと。高雄メトロの郝建生董事長(会長)は、京王グループが本業の鉄道だけでなく、バスやデパート、レジャーなどの事業を多角的に展開していることに触れ、高雄メトロが見習うべき相手だと言及。今回のコラボレーションを通じ、高雄メトロを東京にアピールし、より多くの日本人旅行者に利用してもらえるようになればと期待を示した。 (2017/4/13)
【 ラーメン「一蘭」、3日間限定で店舗開設 台湾1号店オープンに先駆け 】
九州はじめ、主に西日本で根強い人気を誇る博多ラーメン「一蘭」が4月21日から23日までの3日間限定で、台北市内のデパートにポップアップストアを開設する。一蘭は今年6月に同市内に台湾1号店をオープン予定で、一足早く台湾の消費者に味を楽しんでもらい、認知度を更に上げるべく今般の開設に踏み切ったものとみられる。期間限定店舗では、家庭で一蘭ラーメンが味わえる土産用商品の販売のほか、数量限定でスープの試飲も行われるとのこと。最近では台中アウトレットモール「麗寶」にも北海道のラーメン店が4軒進出する等、台湾全土で人気が広がる日本のラーメン。(2017/4/13)
【 台湾見本市・展覧会情報 ― 第27回台北国際食品見本市 】
2017年6月21日より4日間、台北世界貿易センター南港展覧館にて第27回台北国際食品見本市が開催される。中華民國対外貿易発展協会の主催。出展品目は生鮮青果、農産物加工品、家禽製品、シーフード、食肉と食肉加工品、食用油、乳製品、健康食品、冷凍食品、缶詰類、焼き菓子、ビスケット、アルコー ル飲料、コーヒー・紅茶、ジュース・清涼飲料、アイスークリーム、調味料及び菓子類。詳しい情報は以下実施情報及び添付ファイル参照。
HP : http://www.foodtaipei.com.tw/ja_JP/index.html