台湾街角

映画『賽德克巴萊(セデック・バレ)』の一般公開が9月9日から始まりました。この映画は『海角7号』を手がけた魏徳聖監督の作品で、前編と後編に分かれています。全編で4・5時間という大作で、期待を集めています。9月2日にはマスコミ・関係者向けに特別試写会が開かれ、大きく報道されました。本編は1930年に発生した霧社事件をテーマとしており、日本統治下、セデック族の人々の葛藤を描いています。魏徳聖監督はあくまでもセデック族の立場からみた霧社事件を描いており、歴史と時代に翻弄された人々の悲劇を描いています。写真は特別試写会で配布された特製チケット。豪華な作りで意気込みが感じられます。セデック族の役者たちの演技にも惹かれるものがあり、中でも頭目・モーナルダオ役を演じた林慶台氏には多くの人が惹きつけられることでしょう。ストーリーの展開はめまぐるしいですが、事前に霧社事件についての知識を少しでも蓄えておくと、より理解が進むはずです。台湾での公開は前編が9月9日から、後編が9月30日からとなっています。
公開が始まった映画「賽德克巴萊(セデック・バレ)」
映画『賽德克巴萊(セデック・バレ)』の一般公開が9月9日から始まりました。この映画は『海角7号』を手がけた魏徳聖監督の作品で、前編と後編に分かれています。全編で4・5時間という大作で、期待を集めています。9月2日にはマスコミ・関係者向けに特別試写会が開かれ、大きく報道されました。本編は1930年に発生した霧社事件をテーマとしており、日本統治下、セデック族の人々の葛藤を描いています。魏徳聖監督はあくまでもセデック族の立場からみた霧社事件を描いており、歴史と時代に翻弄された人々の悲劇を描いています。写真は特別試写会で配布された特製チケット。豪華な作りで意気込みが感じられます。セデック族の役者たちの演技にも惹かれるものがあり、中でも頭目・モーナルダオ役を演じた林慶台氏には多くの人が惹きつけられることでしょう。ストーリーの展開はめまぐるしいですが、事前に霧社事件についての知識を少しでも蓄えておくと、より理解が進むはずです。台湾での公開は前編が9月9日から、後編が9月30日からとなっています。