台湾街角

馬祖列島は全域が連江県に所属していますが、莒光郷(郷は日本の村に相当)は東莒島と西莒島に分かれます。現在、東莒島の人口は1000人あまり。しかし、7割は軍人が占めており、実際の住民は300名あまりに過ぎません。その北端に位置する福正村は、かつて東莒で最も繁栄した村落でした。しかし、漁獲量が激減し、また、過疎化によって人口が流出。廃村となってしまいました。その後は遺棄された家屋がわびしい姿をさらしていました。しかし、手つかずの状態で伝統家屋群が残っていたため、文化財保護の観点から保存が決定。数年前からは保存・修復が熱心に進められました。現在は貴重な文化遺産として扱われているほか、行楽スポットとしても注目されています。最近は民宿なども増えており、こういった家屋に宿泊することも可能になっています。
馬祖・莒光郷の伝統建築めぐり
馬祖列島は全域が連江県に所属していますが、莒光郷(郷は日本の村に相当)は東莒島と西莒島に分かれます。現在、東莒島の人口は1000人あまり。しかし、7割は軍人が占めており、実際の住民は300名あまりに過ぎません。その北端に位置する福正村は、かつて東莒で最も繁栄した村落でした。しかし、漁獲量が激減し、また、過疎化によって人口が流出。廃村となってしまいました。その後は遺棄された家屋がわびしい姿をさらしていました。しかし、手つかずの状態で伝統家屋群が残っていたため、文化財保護の観点から保存が決定。数年前からは保存・修復が熱心に進められました。現在は貴重な文化遺産として扱われているほか、行楽スポットとしても注目されています。最近は民宿なども増えており、こういった家屋に宿泊することも可能になっています。