台湾街角

台湾南部の屏東県。ここに日本語書籍を収蔵する小さな図書館があります。その名は池上一郎博士文庫。今や旅行の途中に立ち寄る日本人も少なくない文化空間です。屏東線竹田駅のすぐ隣りに位置しており、駅からはすぐです。駅舎はすでに新しいものが完成していますが、旧駅舎も郷土文物館として残されています。この図書室はかつて、この地に赴任した故池上一郎氏を記念したもので、地元の老人たちが憩う場となっています。オープンは2001年。池上氏の誕生日である1月16日に開設され、今年13周年を迎えました。写真はその式典の様子。当日は会場に入りきらないほどの来賓が駆けつけ、日本からこの日に日程を合わせてやってきた人もいました。戦前に端を発する小さな交流は今も受け継がれ、守られています。高雄からは日帰りも可能なので、時間をみて訪ねてみてはいかがでしょうか(屏東県竹田郷竹田駅園区内・8:30~11:30、14:00~16:30。月曜休館。土・日は午前中のみ開館)。
13周年を迎えた日本語図書室~屏東県・池上一郎博士文庫
台湾南部の屏東県。ここに日本語書籍を収蔵する小さな図書館があります。その名は池上一郎博士文庫。今や旅行の途中に立ち寄る日本人も少なくない文化空間です。屏東線竹田駅のすぐ隣りに位置しており、駅からはすぐです。駅舎はすでに新しいものが完成していますが、旧駅舎も郷土文物館として残されています。この図書室はかつて、この地に赴任した故池上一郎氏を記念したもので、地元の老人たちが憩う場となっています。オープンは2001年。池上氏の誕生日である1月16日に開設され、今年13周年を迎えました。写真はその式典の様子。当日は会場に入りきらないほどの来賓が駆けつけ、日本からこの日に日程を合わせてやってきた人もいました。戦前に端を発する小さな交流は今も受け継がれ、守られています。高雄からは日帰りも可能なので、時間をみて訪ねてみてはいかがでしょうか(屏東県竹田郷竹田駅園区内・8:30~11:30、14:00~16:30。月曜休館。土・日は午前中のみ開館)。