台湾街角

台南市の中心部。中正路と忠義路の交差点一帯は、かつて「台南銀座」と呼ばれ、繁栄を極めていました。その中心的な存在となっていたのが「ハヤシ百貨店」です。山口県出身の実業家、林方一氏によって1932年に開かれましたが、終戦によって営業は中止。戦後は製塩会社の事務所などになっていましたが、ここ数年は廃墟然としていました。2010年から本格的な修復作業がおこなわれ、2014年6月14日、ついに復活しました。現在は地元企業が運営を手がけており、台南や台湾の文化をモチーフにしたグッズを多数扱っています。当時使用されていたエレベーターや、屋上にあった稲荷神社も修復され、往年の雰囲気が再現されています。新たな台南の名所として早くも人気を集めており、連日行列になるほどの大賑わいです。なお、建物の構造上、一度に収容できる人数は470人までと制限されています。
70年ぶりによみがえった「林百貨」
台南市の中心部。中正路と忠義路の交差点一帯は、かつて「台南銀座」と呼ばれ、繁栄を極めていました。その中心的な存在となっていたのが「ハヤシ百貨店」です。山口県出身の実業家、林方一氏によって1932年に開かれましたが、終戦によって営業は中止。戦後は製塩会社の事務所などになっていましたが、ここ数年は廃墟然としていました。2010年から本格的な修復作業がおこなわれ、2014年6月14日、ついに復活しました。現在は地元企業が運営を手がけており、台南や台湾の文化をモチーフにしたグッズを多数扱っています。当時使用されていたエレベーターや、屋上にあった稲荷神社も修復され、往年の雰囲気が再現されています。新たな台南の名所として早くも人気を集めており、連日行列になるほどの大賑わいです。なお、建物の構造上、一度に収容できる人数は470人までと制限されています。