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日本統治時代の台湾・嘉南平原に巨大な烏山頭ダムと嘉南大圳(水路網)を建設したことで知られる八田與一・技師を描いたアニメ映画「パッテンライ!!」(同製作委員会、北國新聞社、虫プロダクション製作)の完成披露試写会が11月20日、東京の新宿明治安田生命ホールで催された。会場は満員となる約350人がつめかけ、台北駐日経済文化代表処の馮寄台・駐日代表(左)も観賞に訪れた。 馮代表は、日本に赴任前に交流協会の斎藤正樹・台北事務所代表と烏山頭ダムへ視察に行ったことを話し、「北回帰線の通る地域は砂漠が多く、台湾の嘉南平原も元々は肥沃な土地ではなかったが、八田與一先生が烏山頭ダムを建設したおかげで、豊かな農作物が実る土地になった」と祝辞を述べた。このほか、八田技師の8人兄弟の末娘にあたる八田成子さん(右)が観賞に訪れ、上映後に「父の雰囲気がよく出ていました」と感想を語った。
2008年11月20日 八田與一技師を描いたアニメ映画「パッテンライ!!」の試写会が開催
日本統治時代の台湾・嘉南平原に巨大な烏山頭ダムと嘉南大圳(水路網)を建設したことで知られる八田與一・技師を描いたアニメ映画「パッテンライ!!」(同製作委員会、北國新聞社、虫プロダクション製作)の完成披露試写会が11月20日、東京の新宿明治安田生命ホールで催された。会場は満員となる約350人がつめかけ、台北駐日経済文化代表処の馮寄台・駐日代表(左)も観賞に訪れた。 馮代表は、日本に赴任前に交流協会の斎藤正樹・台北事務所代表と烏山頭ダムへ視察に行ったことを話し、「北回帰線の通る地域は砂漠が多く、台湾の嘉南平原も元々は肥沃な土地ではなかったが、八田與一先生が烏山頭ダムを建設したおかげで、豊かな農作物が実る土地になった」と祝辞を述べた。このほか、八田技師の8人兄弟の末娘にあたる八田成子さん(右)が観賞に訪れ、上映後に「父の雰囲気がよく出ていました」と感想を語った。