台湾東部・花蓮県沖でM6.0の地震、蔡総統が被災地入り

台湾東部・花蓮県沖でM6.0の地震、蔡総統が被災地入り

img20180207111322524

 台湾東部・花蓮県で6日午後11時50分、沿岸を震源とするマグニチュード(M)6.0の地震が発生した。花蓮県花蓮市では震度7(台湾の震度階級)の揺れを観測し、ホテルなどの建物4棟が倒壊、7日午後1時30分の時点で少なくとも4名が死亡、243名が負傷したと伝えられている。蔡英文総統は7日午前、「第二戦区災害応変中心(=災害対策センター)」及び「花蓮県応変中心」を訪れ、現状について報告を受けた。蔡総統はすでに被災地の救援を最優先するよう指示したほか、国軍や各地方自治体も自発的に災害救助に協力している。

 在来線では、貨物線の花蓮臨港線で線路にずれが生じ、貨物列車の運行を停止した。その他の在来線では夜通しで安全検査が行われ、無事を確認。7日は各線で正常運転を行っている。

 台湾北東部・宜蘭県と花蓮県を南北に結ぶ省道「台9線」の一部「蘇花公路」では、和中(164㎞地点)から崇徳(178㎞地点)の区間で落石が多発した。7日午前3時55分には落石の撤去が完了し、全線開通している。

 台湾の中央部を東西に横断する中部横貫公路でも、太魯閣(タロコ)から大禹嶺の区間で落石が多発し、181㎞地点では落石と斜面崩壊により道路が遮断された。このため太魯閣-大禹嶺の区間を封鎖し、復旧作業を進めている。

 このほか省道「台11線」の花蓮大橋でも、橋梁の伸縮装置がずれて隆起したため、交通規制を実施している。

 4日午後9時56分にも花蓮県沖を震源とするマグニチュード(M)5.8の地震が発生しているが、中央気象局によるとこれは本震ではなく、6日午後11時50分に発生したマグニチュード(M)6.0の地震が本震。

 震源地は花蓮県の沿岸で、震源の深さは10㎞。台湾の震度階級によると各地の震度は次の通り。花蓮県、宜蘭県:震度7、南投県:震度5、台中市、雲林県:震度4、桃園市、新竹県、新竹市、台東県、台北市、嘉義県、嘉義市、彰化県、苗栗県、台南市:震度3、高雄市、屏東県、澎湖県:震度2。

 花蓮県は7日、県内のすべての学校と会社を休みとする「停班停課」を決めた。

Taiwan Today:2018年2月7日

写真提供:蔡英文総統フェイスブックより
 台湾東部・花蓮県で6日午後11時50分、沿岸を震源とするマグニチュード(M)6.0の地震が発生した。蔡英文総統(写真中央)は7日午前、被災地入りして現状についての報告を受けた。