駐日代表処で「台湾・美 台湾の近代画家と新世代アーティスト」展が開幕

駐日代表処で「台湾・美 台湾の近代画家と新世代アーティスト」展が開幕


謝長廷・駐日代表(前列中央)、林曼麗・国家文化芸術基金会理事長(前右4)、木原稔・衆議院議員/日華議員懇談会事務局長(前左4)、石井章・参議院議員/日華議員懇談会副会長(前左3)、谷崎泰明・日本台湾交流協会理事長(前左2)、金美齢・元総統府国策顧問(前左1)、ならびに台湾近代画家〔郭柏川、李梅樹、顔水龍、李石樵〕の親族および台湾新世代アーティスト〔孫培懋(後左3)、許聖泓(後左2)、林書楷(後左1)〕

 台北駐日経済文化代表処は5月20日、駐日代表公邸で「台湾・美TAIWAN―台湾の近代画家と新世代アーティスト」展の開幕式を行った。来年5月まで、台湾から日本に赴き西洋絵画の研鑽に努めた台湾近代画壇第一世代の4名による作品:郭柏川《老房子風景(三峽)/古い家のある風景(三峡)》(1953年)、李梅樹《清溪浣衣/清流での浣衣》(1981年)、顔水龍《蘭嶼斜陽/蘭嶼の斜陽》(1988年)、李石樵《碧潭/碧潭》(1981年)、および3名の新世代アーティスト(林書楷、許聖泓、孫培懋)による作品が来年5月まで展示される。この2つの世代のアーティストによる作品は、最も真摯に、感動的な筆致で台湾の美を表現している。

今回の展覧会は国家文化芸術基金会の林曼麗・理事長により企画され、開幕式には来賓として日華議員懇談会副会長である石井章・参議院議員、同事務局長である木原稔・衆議院議員、松原仁・衆議院議員、日本台湾交流協会の谷崎泰明理事長らが出席し、それぞれ祝辞を述べた。また、顔水龍の親族である金美齢女史および福田葉子女史、郭柏川の娘の郭為美女史、李梅樹の息子の李景光氏および李景文氏も駆けつけて盛会を共に祝った。さらに、林書楷、許聖泓、孫培懋の3名の新世代アーティストらも出席した。このほか、台日の芸術文化界、僑胞界、政界から約100名余りが出席した。

 謝長廷・駐日代表は、台湾の優れた芸術作品を紹介し、台日の文化交流を促進することは、駐日代表処の重要な活動の一つであると強調し、林曼麗・理事長によるきめ細やかな計画、作品貸出を快諾した近代画家の親族、若手アーティストらに感謝の意を表し、今後駐日代表処に業務やイベントで訪れる日本各界の方々が、これらの作品を通して、台湾の濃厚な人情味を感じてもらえることを期待した。

 林曼麗・理事長は挨拶のなかで、今回展示する近代画家たちの作品は1950年代から1980年代と幅広く、1980年代は今回展示する3名の若手アーティストらが生まれた年代でもあり、異なる世代のアーティスト間の台湾の美に対する一種の伝承を象徴しており、近代画家の啓蒙から新世代アーティストの前衛へと、芸術の軸線を通して、時空を越えて、互いに対話するものであると解説した。


作品を解説する林曼麗・国家文化芸術基金会理事長


李石樵《碧潭》を解説する林理事長

《2018年5月21日》