外交部:日本政府による台日間の防空識別圏境界線の拡張に関して


外交部:日本政府による台日間の防空識別圏境界線の拡張に関して

 外交部は5月29日、日本政府による台日間の防空識別圏境界線の拡張方針に関して、以下のプレスリリースを発表した。

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 一、中華民国と日本の間の現行防空識別圏(ADIZ)境界線は、第二次世界大戦後に米軍が琉球(沖縄)を占領していた時期に定められたものであり、当時米軍は「与那国島」上空の東経123度線を台日間のADIZ境界線とし、同境界線以東が日本の空域、同以西が台湾の空域として、今まで一貫してこれに沿って運用されてきた。

 二、今回日本政府は「与那国島」住民の要望を理由として、今後「与那国島」西側12カイリの領空線の外側2カイリの緩衝区を、わが国との新たなADIZ境界線とする意向を、わが国側に通知した。

 三、中華民国はADIZに隣接する国であり、日本側が事前に十分な意思疎通をはからなかったことに対し、わが政府は遺憾の意を表明する。中華民国政府は本件がわが国の主権および空域の保全にかかわることであるから、日本側の決定を受け入れることはできない。

【外交部 2010年5月29日】