台湾のeスポーツチームに救済措置、外交部は「出場権守る」

台湾のeスポーツチームに救済措置、外交部は「出場権守る」

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 エレクトロニックスポーツ(eスポーツ)の対戦ゲーム、「カウンターストライク:グローバルオフェンシブ」の世界大会、「IEM Katowice 2019」への出場資格を争うオープン予選大会で、台湾のチームは初戦、日本のチームに16対1で快勝した。しかし、主催機関は、台湾のチームが「中国」地区予選ではなく、「東アジア」地区予選に参加していたことを理由に失格とした。

 外交部(日本の外務省に相当)は7日、大会の主催団体であるTurtle Entertainment社がドイツのケルンに本部を置いているためドイツでの領事館に相当する駐ドイツ台北代表処フランクフルト弁事処に対し、主催者から事情を聴くと共に中華民国政府の強い関心と厳正な立場を伝えるよう指示、また、台湾の選手たちに与えられるべき同大会参加の権利を全力で守るよう求めた。

 台湾のチーム、SadStoryのメンバーでCrazyFaceと名乗る選手が自身のフェイスブックで不満を表明したことは各方面の関心を呼んだ。CrazyFaceさんは8日、再びフェイスブックに投稿、「今日、ESLが我々に電子メールで、もう1度戦うチャンスを与えると伝えてきた。また試合が出来ることをとてもうれしく思う。試合に備えてしっかり練習したい。皆の協力に感謝する」と述べた。ESLはドイツのエレクトリック・スポーツ(eスポーツ)リーグの運営会社。

 ESLは今回の問題を遺憾とし、救済措置を実施することを表明。救済措置は、「グレーターチャイナ」地区のクローズド予選の参加枠を広げ、SadStoryに世界大会出場資格を争う機会をもう1度与えるというもの。

 外交部は、一貫した立場に基づき、台湾の人たちが様々な国際大会に参加する権益を全力で守っていくと述べると共に、交渉の結果、主催機関が来年の大会では台湾のチームを「アジア」地区に割り当てるよう再検討することに同意したと明らかにした。

Taiwan Today:2018年11月9日

写真提供:CrazyFaceさんフェイスブックより )
 eスポーツの世界大会への出場資格を争う予選大会で、台湾のチームは「中国」地区予選に参加しなかったことで失格したが、改めて予選に加える救済措置が取られることになった。写真はCrazyFaceさんがフェイスブックで、再度チャンスが与えられることを伝えた書き込み。