蔡総統、日本5県産食品禁輸継続の公民投票結果は台日関係に影響せず

蔡総統、日本5県産食品禁輸継続の公民投票結果は台日関係に影響せず

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 蔡英文総統は25日、日本の自由民主党青年局の局長である佐々木紀衆議院議員一行の表敬訪問を受けた。蔡総統は、台湾が「環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定(CPTPP)」に参加できるよう日本の協力を求めると共に、今後さまざまな協力計画を通して、台湾と日本が手を携え、より多くの成果を生み出したいと期待を寄せた。

 蔡総統は、「台湾と日本は地理的に近く、共にインド太平洋地域の平和と安定の維持に努めている。互いの安全が密接に関わる、まさに『運命共同体』だ。近年、台湾も日本も自然災害が多く、こうした試練の中にあって、双方はより互いの協力を強化し、感情を深めてきた。今後は両国が自然災害の予防、被害抑制、設備の構築、人員の育成などで協力を深めていきたい」と述べた。

 台湾では11月下旬、日本の福島県を含む5県産食品の輸入禁止の是非を問う公民投票(国民投票、住民投票)が行われ、その結果、賛成多数で「輸入禁止継続」となった。蔡総統は、台湾のCPTPP参加を日本の人々が支持するよう希望すると伝えた上で、今回の公民投票の結果が台湾と日本の緊密な協力関係に影響せず、今後も引き続き日本とさまざまな協力計画を実施できるよう期待していると述べた。

 蔡総統を表敬訪問したのは佐々木紀議員のほか、衆議院の小林史明議員、朝日健太郎議員、武井俊輔議員、牧島かれん議員、それに日本台湾交流協会台北事務所(台湾における日本大使館に相当)の西海茂洋副代表の一行。会見には外交部(日本の外務省に相当)の徐斯儉政務次長(=副大臣)、国家安全会議の李大維秘書長も同席した。

Taiwan Today:2018年12月26日

写真提供:総統府
 蔡英文総統(中央)は25日、日本の自由民主党青年局の局長である佐々木紀衆議院議員一行の表敬訪問を受けた。蔡総統は、台湾が「環太平洋パートナーシップに関する包括的および先進的な協定(CPTPP)」に参加できるよう日本の協力を求めた。