米・英・加・EUが台湾のWHA参加を支持、外交部が謝意表明

米・英・加・EUが台湾のWHA参加を支持、外交部が謝意表明

img20190415145616872_800

 米国、英国、カナダおよび欧州連合(EU)などがこのほど相次いで台湾の世界保健機関(WTO)の年次総会(WHA)参加を支持すると表明している。外交部はこれら諸国の支持に非常に勇気付けられるとして謝意を表明した。

 このような流れの背景には、台湾が世界の医療・衛生や防疫分野の協力において不可欠な一員であること、さらに理念を共にする国々がWHOの全人類の健康や福祉を守るという理念に基づき台湾にWHA出席を要請したいと考えている共通の立場がある。

 米国務省のパトリック・マーフィー東アジア太平洋次官補代理は9日にワシントンDCのシンクタンク主催の台湾関係法(米国内法)の制定40周年を記念するシンポジウムで、各分野の国際専門機関に参加したい台湾の意思を支持するとあらためて述べた。米国の駐台湾大使館に相当する米国在台協会(AIT)のアマンダ・マンサー報道官は先月22日にも、台湾のWHO、国際民間航空機関(ICAO)、国際刑事警察機構(INTERPOL)などの国際機関参加を支持すると表明している。

 英国の保健省のジャッキー・ドイルプライス政務次官とマーク・フィールド外務副大臣(アジア・環太平洋担当)はそれぞれ今月5日と10日に、台湾が国家であることを参加要件としない、具体的な貢献のできる国際組織への参加を引き続き支持し、またWHAやWHOの技術的会議はこの要件に合致すると表明した。英国の駐台湾大使館に相当する英国在台弁事処も先月22日、同国政府がWHOに対して台湾がオブザーバーとして今年のWHAに参加することを支持し、また今後も台湾によるWHAへの有意義な参加を支持していくと表明したことを明らかにした。

 カナダのクリスティア・フリーランド外務大臣は今月9日、元老院(上院)の外交委員会で無所属のスティーブン・グリーン議員によるカナダが台湾の、WHAなどの国際社会参加を支持するかとの質疑に対し、カナダは今後も台湾が国際多者間フォーラムなどに有意義に参加し世界の公益に対し重要な貢献をすることを支持すると表明した。

 EUの報道官は今月9日、通信社の取材に対し、EUは実務的な方法で台湾の国際社会参加をめぐる問題を解決することを支持するとメールで回答した。これにはEUや広く世界の利益に合致するものとして、WHOおよびそのすべての技術的会議も含まれるとした。

 外交部は理念を共にする国々の声援と支持に感謝するとし、これは台湾による有意義な国際社会参加の重要性と正当性が国際社会の主流から認められているものを表し、また「徳は孤ならず必ず隣有り」や「道を得る者は助け多し」という道理を十分に説明するものだと表明した。こういったプラスのパワーをばねに、今後もさまざまな国際機関への参加に取り組み、国民の権益と福祉を守り、国際社会で共に注目を集めている問題の解決に役立ちたいとしている。外交部はまた、WHOがその趣旨にのっとり台湾がWHAに参加すべきだとの各方面の支持に耳を傾け、すみやかに今年度のWHA出席を要請し、台湾とWHO、そして国際社会がウィンウィンとなる局面を実現してほしいとあらためて呼び掛けている。

Taiwan Today:2019年4月15日

写真提供:カナダ元老院サイトより、中央社
 米国、英国、カナダおよび欧州連合(EU)が相次いで台湾のWHA参加を支持、外交部は諸国の支持に勇気付けられるとして謝意を表明した。写真はカナダのフリーランド外務大臣。