日本・アジア・欧州・中東など99カ国・地域、警戒レベル「第3級」に

日本・アジア・欧州・中東など99カ国・地域、警戒レベル「第3級」に

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 新型コロナウイルスの感染が世界中で広がる中、中華民国(台湾)では日本をはじめとするアジア、欧州、中東、中央アジア、北アフリカの99カ国・値域への不要な渡航を全て避けることが勧告された。

 中央感染症指揮センターは14日に、17日から「旅遊疫情建議等級(=海外旅行感染症アドバイス)」で最も深刻な「第3級(警告、Warning)」に指定する国を発表。「第3級」とされた国は、「シェンゲン協定」加盟国のフランス、ドイツ、スペイン、ポルトガル、オーストリア、オランダ、ベルギー、ルクセンブルク、デンマーク、フィンランド、スウェーデン、スロバキア、スロベニア、ポーランド、チェコ、ハンガリー、ギリシャ、マルタ、エストニア、ラトビア、リトアニア、アイスランド、ノルウェー、スイス、リヒテンシュタインのほか、シェンゲン圏と自由な往来が可能なイギリス、アイルランドの合計27カ国、そしてドバイ(乗り継ぎも含む)。

 また中央感染症指揮センターは16日、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が広がっており、警戒をいっそう強める必要があるとして、17日零時より東欧13カ国、中東15カ国と1地域、北アフリカの5カ国、及び中央アジアの9カ国についても「第3級」に警戒レベルを引き上げると宣言、国民に対し、これらの国・地域への不要な渡航は全て避けるよう勧告した。

 警戒レベルが「第3級」に引き上げられた42カ国及び1地域は、ロシア、ベラルーシ、ウクライナ、ルーマニア、ブルガリア、キプロス、セルビア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、モンテネグロ、コソボ、クロアチア、アルバニア、北マケドニア、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、カタール、オマーン、イエメン、クウェート、バーレーン、ヨルダン、レバノン、シリア、イラク、イスラエル、トルコ、アフガニスタン、パキスタン、パレスチナ(地域)、エジプト、リビア、チュニジア、アルジェリア、モロッコ、ジョージア、アゼルバイジャン、アルメニア、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、トルクメニスタン、ウズベキスタン及びモンゴル。

 そして17日、中央感染症指揮センターは、中国大陸以外のアジア諸国では感染者数が1万人を超えるなど感染の拡大が続いているほか、複数の国で緊急事態を宣言していると指摘、また米国での感染状況も深刻さを増しているとして、新たにアジア19カ国、東欧の1カ国、米国の3つの州への「旅遊疫情建議等級」を「第3級」に引き上げると宣言した。

 なお、警戒レベルが「第3級」に引き上げられるのは19日零時だが、台湾時間17日午後4時以降に飛行機に搭乗した入国者は「居家検疫」の対象となる。17日に警戒レベルの引き上げが発表されたのは以下の国々。

●アジア
日本、シンガポール、北朝鮮、タイ、マレーシア、フィリピン、インドネシア、ブルネイ、ベトナム、ラオス、カンボジア、ミャンマー、東ティモール、バングラデシュ、ブータン、ネパール、スリランカ、インド、モルジブ(合計19カ国)

●東欧
モルドバ

●米国
ワシントン州、ニューヨーク州、カリフォルニア州(合計3州)

 すでに警戒レベルが「第三級」に引き上げられた中国、香港、マカオ、韓国、イタリアに加え、これらアジア、ヨーロッパ、中東、中央アジア、北アフリカの国・地域については、査証免除(ノービザ)措置を停止する。特殊な理由がある場合は、在外機関でビザを取得すれば入国できる。入国者には、14日間の「居家検疫」(在宅検疫)が義務付けられる。「居家検疫」では自宅、もしくは指定された場所で待機することが求められる。外出や公共交通機関の利用、出国などは出来ない。また、1日2回の自主的な検温も必要。

Taiwan Today:2020年3月17日

写真提供:中央社
 新型コロナウイルスが世界中で広がる中、中華民国(台湾)では日本をはじめとするアジア、欧州、中東、北アフリカの90カ国近くへの不要な渡航を全て避けることが勧告されている。写真は台湾桃園国際空港のイミグレーション前。防疫のため入国(境)審査に通常より時間がかかっているもよう。