【 台湾、5日連続新規感染者なし -防疫- 】
中央感染症指揮センターは30日、新型コロナウィルスの新規感染者が確認されなかったと発表した。新たな感染者が出なかったのは5日連続で、台湾内での感染は18日間報告されていない。陳時中指揮官は、国内の状況は安定傾向にあるとした上で、感染予防と同時に、生活の質の向上も目指すキャンペーンを近いうちに打ち出す方針を明かした。屋外での活動や飲食に関する内容となる見通しで、感染予防に努めながら人々に生活も楽しんでほしいとの考えを示した。台湾の感染者は計429人を維持。うち6人が死亡し、322人の隔離が解除された。
中央フォーカス台湾:2020年04月30日
【 外交部が最新動画「新たな人生のはじまり」を公開 -外交- 】
外交部(外務省)は23日、台湾の質の高い医療と世界への貢献を伝えるPR動画「翻転人生」(新たな人生のはじまり)を公開した。新型コロナウィルスが猛威を振るう中、動画を通して全人類の健康促進に取り組む台湾の努力を知ってもらうとともに、台湾の世界保健機関(WHO)参加を支持してほしいと国際社会に呼び掛ける。動画に登場するのはグアム在住の男性。股関節や脊椎が変形し、9年間歩行障害や不眠などに悩まされていた。友人の勧めで台湾の医療機関で手術を受け、趣味の海釣りを楽しめるまでに回復したことで人生を取り戻した男性は、動画の中で台湾への信頼と医療スタッフへの感謝を口にしている。同部によれば、近年、グアムでは台湾の医療品質の良さが評判になっており、診療を受けるために訪台する人が年を追って増加しているという。外交部はこの短編動画を通して、台湾が国連の持続可能な開発目標(SDGs)の一つである「あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を推進する」という目標を実現するために努力していることを国際社会に理解してもらいたいと考えている。また、WHO(世界保健機関)に参加し、世界の公衆衛生と感染症予防のために貢献したいという台湾の姿勢を、国際社会が支援してくれるよう期待している。
中央フォーカス台湾:2020年04月24日
動画:https://www.youtube.com/watch?v=nZCWo6hbQtM 「新たな人生のはじまり」
【 「台湾を正式にWHOへ」 日本在住の台湾人医師らが共同声明 -社会- 】
日本在住の台湾人医師などからなる5団体が24日、台湾が完全な形で世界保健機関(WHO)に参加することを希望する共同声明を発表した。声明では、WHOが新型コロナウィルスのパンデミックに「対応しきれなかった」と指摘。「もし、WHOが初期段階において台湾政府からの助言を聞き入れていたら、ここまで甚大な被害は広がらずに済んだだろうと各国が認めている」との見解が示された。その上で、医療先進国である台湾を排除することは「WHOの精神に大きく違反する上、世界人類にとっても大きな損失」とし、「一日も早く台湾のWHO正式加盟を認めるよう求め、関係各国の支援をお願いする」と呼び掛けている。共同声明に名を連ねたのは、日本台湾医師連合、怡友会、北関東台湾歯科医師聯誼会、健幸会、全日本台湾連合会。日本の安倍晋三首相は17日の記者会見で、来月開かれるWHO総会への台湾のオブザーバー参加を支持する日本の姿勢を表明している。
中央フォーカス台湾:2020年04月26日
【 釧路日台親善協会 -台日- 】
新型コロナウィルス感染症拡大でマスク不足の日本に力になりたいと、彰化縣社頭鄉の靴下工場(賀得製襪有限公司)の蕭嵩穎社長が北海道へマスクカバー1500枚の寄贈を決め、21日に彰化縣社頭郵便局より発送された。引受先は釧路日台親善協会事務局の星匠様となり、(釧路新聞社社長)釧路親善協会で全数を引き受けしたのち適宜配分となる。彰化縣社頭鄉は元々台湾有数の靴下の産地であり、台湾でマスクが不足していた際には靴下作りの技術を生かしたマスクカバーを製造していた。蕭社長は今回の日本のマスク不足を受け、北海道にもマスクカバーを寄贈したいと彰化縣社頭鄉で鉄道レストラン「福井食堂」の陳朝強オーナーを介し、北海道台日鉄道交流促進協議会の副会長へ提案し、今回の寄贈につながった。陳オーナーは台鐵と姉妹列車締結をしており、JR北海道の「SL冬の湿原号」を通じ、釧路で古い機関車が保存され今なお運行していることを知り、自身も台湾製糖鉄道の旧型車両を現在も運行している事から釧路への思いが強く、今回釧路日台親善協会が北海道を代表して引き受けることとなった。蕭社長は北海道の他にも、昨年水害被害を受けた長野県に向けても、陳オーナーと親交のある「しなの鉄道株式会社」を通じて1500枚マスクカバーを寄贈する。マスクカバーは27日に到着予定。
2020年4月27日
【 富良野地域日台親善協会 -台日- 】
富良野高等学校では3月2日に同校体育館内にて卒業式を行った。卒業式では、生徒は校歌などを歌わずにCDの放送を聞くだけとし、新型コロナウィルス感染症の拡大予防策として規模縮小などを行った。2018年の夏に富良野では、台北の華興中学の教育旅行を受入れ、富良野高等学校と富良野緑峰高校にて青少年交流を行った。その繋がりから、2月の新型コロナウィルス感染症の影響が拡大を始めた時期に、エールのビデオが届き、卒業式終了後に華僑高級中学からのビデオメッセージが上映された。内容は中国語で「全校生徒を代表し皆様のご無事とご健康を心よりお祈り申し上げます。」との内容であった。関係者は「青少年交流は、大変有意義であり、今後も継続できればと考えている。」と更なる交流の発展に期待を寄せた。
2020年04月27日
【 台湾見本市・展覧会情報 - 見本市 】
2020年06月17日より3日間、台北世界貿易センターにて2020台北国際食品見本市が開催される。TAITRA主催。出展品目は生鮮青果、農產物加工品、家禽製品、シーフード、食肉と食肉加工品、食用油、乳製品、健康食品、冷凍食品、缶詰類、焼き菓子、ビスケット、ワイン&アルコー ル飲料、コーヒー&紅茶、ジュース&清涼飲料、調味料及び菓子類等。詳しい情報は以下公式ウェブサイト参照。
HP : https://www.jetro.go.jp/j-messe/tradefair/detail/108647