【 台湾屏東県政府より札幌市へ医療物資を寄贈 -台日- 】
日本の新型コロナウイルス対策を支援しようと、台湾屏東県政府潘孟安知事より札幌市に防護服やマスク、医療用ゴーグルなどの防疫物資が寄贈され、6月2日札幌市役所に到着した。同日、札幌市役所の職員が代表で受贈し、深い感謝を表明した。物資の内訳は、感染防止用ゴム手袋10000セット(2枚一組)、ゴーグル1000個、防護服1000着、フェイスシールド1000個。屏東県政府は日本の医療現場で医療物資が不足しているという話を聞き、物資提供を決めたと話し、送り先を感染者数が比較的多い札幌市へと決めた。医療物資は,道内の医療機関などの方々への支援として活用される予定。
2020年06月03日
【 入国制限緩和 謝駐日代表、互恵主義を指摘「国内の共通認識が必要」 -政治- 】
日本メディアで報じられた日本政府が検討する入国制限緩和の対象国に台湾が入っていないことに関し、台北駐日経済文化代表処の謝長廷代表(大使に相当)は1日、フェイスブックで、各国の制限緩和は互恵主義が基準の一つにあると指摘し、台湾への制限を緩和する国に対して台湾が同じように制限緩和や隔離日数軽減などの措置を講じるのかについては、国内の共通認識が必要な問題だと言及した。謝代表は、各国が入国制限の緩和を判断する基準には(1)感染状況の抑制とリスクの程度(2)相互に緩和する意向があるのか(3)政治的要素による判断―の3つがあると指摘。1つ目については台湾の防疫の成果が世界的に認められているため問題はなく、3つ目は在外公館が交渉するものだとし、2つ目は国内でのコンセンサスを得る必要があるとの見解を示した。外交部(外務省)の欧江安報道官は2日の定例会見で、各国が入国解禁の対象に台湾を加えるかどうかに関しては各国の判断や方策を尊重する姿勢を示した。また、各国の方針は台湾の関連の政策決定に影響しないとし、各国も台湾を尊重するだろうと述べた。一方で日本に対しては、台湾を緩和の対象国に加えるよう引き続き意思疎通を図っていく方針を改めて示した。
中央フォーカス台湾:2020年06月03日
【 台米日が共同声明 パートナーシップ強化へ 協力訓練枠組み5周年 -台日- 】
世界の重大な課題について各国・地域の専門家が議論を深めるのを目的に台米日が協力して行う「グローバル協力訓練枠組み」(GCTF)の設立から5周年を迎えた1日、台米日の代表がパートナーシップの強化に向けた共同声明を発表した。共同声明では協力分野の拡大について、外交部北米司にGCTFの事務局として「GCTFタスクフォース」を設置することや、GCTF参加者の人脈拡大を支援する「GCTF同窓会ネットワーク」の立ち上げ、ワークショップの頻度、規模、課題の範囲の拡大、台湾外での開催の増加、理念が近い国の参加の深さと幅の拡大を方策として打ち出した。会見には呉釗燮外交部長(外相)、ブレント・クリステンセンAIT台北事務所所長(大使に相当)、泉裕泰・日本台湾交流協会台北事務所代表(同)のほか、カナダやニュージーランド、スウェーデン、英国などの駐台代表や副代表らが出席した。泉氏は、GCTFに関する広報強化のため、専用ページを同協会の公式サイト内に開設したことに触れ、これまで以上に積極的にGCTFに協力していく姿勢を示した。また、「日本は台湾から離れることはないし、離れられない。日台は共に歩んでいく」と述べた。
中央フォーカス台湾:2020年06月01日
【 「新しい生活様式」来月初旬スタートの見通し 試食販売もOK -社会- 】
新型コロナウイルス後を見据えて台湾中央感染症指揮センターが提唱する「新しい生活様式」が来月7日にスタートする見通しだ。これに伴い、感染防止対策の一環として禁止されていた試食販売も解禁されることが分かった。中央感染症指揮センターが30日の記者会見で明らかにした。新しい生活様式では、感染予防対策を徹底するという前提の下で、日常生活やレジャーなどにおける人数規制が大幅に緩和される。映画鑑賞やスポーツ観戦、大型イベントなどでの飲食が可能になり、座席に一定の間隔を空ける必要もなくなる。ただし解禁には、海外渡航歴がない人の新規感染が来月7日までゼロを維持するという条件が付けられている。この日の記者会見では、解禁項目にはナイトマーケットやスーパーマーケットなどでの試食販売が含まれるかという質問が出された。これに対し、荘人祥報道官は、手指消毒を徹底し、近くで咳をしないなど注意事項を守れば認められるとの認識を示した。
中央フォーカス台湾:2020年05月31日
【 台湾見本市・展覧会情報 - 見本市 】
2020年11月5日より3日間、台北世界貿易センターにてギフショナリ-台北2020が開催される。TAITRA主催。出展品目は一般ギフト、文具&オフィス用品、テクノロジー&トレンド、生活雑貨、ホーム&テキスタイル、印刷&包装デザイン、ナチュラルエッセンス、ファッションギャラリー、ブランドライセンシング、ヘルスケアギフト等。詳しい情報は以下公式ウェブサイト参照。
HP : https://www.jetro.go.jp/j-messe/tradefair/detail/108675