2017年11月第4週TOPICS

【 台北市・札幌市間で経済交流活性化に向け覚書締結 】

台北市産業発展局は11月17日、札幌市経済観光局との間で「経済交流に関する覚書」を締結した。調印式には、立会人として台北市林欽榮副市長、札幌市町田隆敏副市長等が出席している。覚書には相互訪問の増加や貿易・投資関連情報の流動性向上、食料品等の貿易拡大等が盛り込まれている。出席した林副市長は締結内容につき、今後両市の経済交流活性化、企業進出増加、産官学ネットワークの連携強化等に取り組みたい、とした。町田副市長は、特に「IT・クリエイティブ」分野で先進的な取り組みを進める台北市を大いに参考にしつつ、今後双方が「食」や「観光」分野で相互交流を益々活発化させられるよう強く期待したい、等と述べた。尚、今年6月には札幌商工会議所も台湾最大規模の商業団体の一つ「台北市進出口商業同業公会」と連携協定を結んでおり、今後両市が官民一体で経済交流活性化に注力することが見込まれている。(2017/11/20)

【 台北など北部3市、外国人観光客向けパス発行 利便性向上へ 】

台北市と新北市、基隆市の3市が共同で発行する訪台外国人客向けの観光パス「北北基おもしろカード」(北北基好玩卡)が11月15日、販売開始された。利便性の向上を図るとともに、3市の観光客数の大幅な増加を狙う。パスは「無限周遊カード」と「交通周遊カード」の2種類。いずれも台北メトロ(MRT)と台北市、新北市のバス、観光特化型路線バス「台湾好行」の5路線が有効期間中乗り放題になるもの。無限周遊カードはこれに3市の観光スポット12カ所の入場券と特典付き電子優待券が加わる。無限周遊カードは同パス公式サイトやアプリで購入後、台北市内の観光案内所(旅遊服務中心)等で受け取れる。交通周遊カードは台北メトロ各駅の窓口で購入できる。(2017/11/17)

【 台湾に最も友好的なのは「日本」 台湾青少年の7割超 】

台湾の「金車文教基金会」が行った調査結果が11月16日に発表され、同地の青少年の実に7割以上が、台湾に最も友好的な国は「日本」だと考えていることが分かった。また、強化すべき言語は、中国語と英語を除けば、日本語がトップとなった。同団体は青少年教育振興を目的に設立された慈善団体。今回の結果を受け、同会の曽清芸総幹事は、歴史や流行文化、メディアなどが青少年の国際観に影響を与えたのではないかと指摘している。調査は今年9月、中高生と大学生を対象にアンケート形式で実施され、2501件の有効回答を得ている。(2017/11/17)

 【 同性婚合法化を目指すLGBT活動家、総統文化賞を受賞 】

台湾における市民社会や民主主義の発展に貢献した個人・団体に贈られる「総統文化賞」の授賞式が11月14日、台北市内で行われた。このうち社会改革部門には、台湾で約30年にわたって性的少数者(LGBT)やエイズ患者の権利を擁護してきた祁家威氏が選ばれた。台湾では今年5月、最高司法機関である司法院大法官会議が、現行の法律が同性婚を保障していないのは違憲だとする判断を下し、法改正を要求していたが、この憲法解釈の申し立てを行ったのが祁氏だった。同性婚の合法性が認められるのは、アジア初。式に出席した蔡英文総統は、「台湾社会をより多様に、より平等にした」と述べ、祁氏のこれまでの取り組みを高く評価した。総統文化賞は2001年から2年ごとの開催で、今年で9回目。(2017/11/15)

【 タイガーエア台湾 桃園-小松線開設へ 来年1月就航 】

チャイナエアライン(中華航空)系格安航空会社(LCC)タイガーエア台湾の張鴻鐘董事長(会長)は11月14日、記者との懇親会に出席し、桃園-小松線の開設を発表した。就航は来年1月18日の予定だという。現在、成田や羽田、大阪など日本の9都市に就航しており、12月18日には高雄-福岡線の運航を開始する。他の国・地域へは台湾各地から韓国、タイなどへの路線が開設されている。同社は2013年、チャイナエアライン(中華航空)とシンガポール航空傘下のタイガーエアウェイズ・ホールディングスの合弁により設立され、2016年12月、チャイナエアラインが完全子会社化している。張董事長によれば、同社は今年に入ってから10月まで毎月黒字を計上しているという。(2017/11/16)

【 台湾人が行きたい日本の都市 検索数上昇率トップは岡山 】

旅行検索サイト「スカイスキャナー」は11月14日、2015年~2017年にかけて台湾人の検索回数が最も上昇した日本の旅行先トップ10を発表、同指標で「10倍以上」となった岡山市が1位となった。理由としては、京都や広島、近年台湾人に人気の瀬戸内海エリアなどへのアクセスの良さが挙げられた。尚、2位以下は、仙台、函館、石垣島、名古屋、熊本と続いている。同サイトは、台湾の観光客の近年のトレンドが「深い旅」となっていると説明した。交通部観光局の統計によると、2016年に日本を訪れた台湾人は429万5240人で、全体の出国者数の29.4%を占めた。同年に海外に渡航した台湾人のおよそ3人に1人が日本を訪れた計算になる。(2017/11/16)

【 日本統治時代設立の農協が100歳 中部の穀倉地帯で記念イベント 】

日本統治時代に創立された西螺鎮(中部・雲林県)農会(農協)が11月18~19日、同鎮と渓州郷(彰化県)を結ぶ約1940メートルの鉄橋「西螺大橋」をPRする観光イベント「西螺大橋観光文化節」を主催する。同農会は1917(大正6)年設立の西螺信用組合を前身としており、今年は成立100周年の節目の年。このイベントについて鄭玲恵鎮長は、同18日に30数団体、1000人以上が牛車や農具などを使ったパレードを行う他、翌19日には、マラソン大会や宗教行事、花火大会などが実施予定であり、この記念すべき日を一つのきっかけとして、これまで以上に多くの方々に西螺鎮に遊びに来てもらいたい、等と呼びかけている。(2017/11/15)

【 JR東日本寄贈の583系寝台電車、台北に到着 日台の鉄道文化資産つなぐ 】

東日本旅客鉄道(JR東日本)から台湾に寄贈された583系特急寝台電車が11月15日、台北市の台北機廠鉄道博物館園区に運び込まれた。台湾にもかつては寝台列車があったが、現在は消失。鄭麗君文化部長(文化相)は、車両の寄贈は台湾の鉄道史の再現であり、日台の鉄道文化資産の結び付きになったと喜びを示した。583系は国鉄時代の1968年に登場。日中は通常の座席、夜間は寝台に変わる設計が採用され、長く日本の首都圏や東北の利用者に親しまれたが、今年4月に引退した。今年8月、JR東日本と国立台湾博物館は車両を譲渡する合意確認書に調印。鉄道博物館園区に収蔵されることになった。鉄道博物館園区は日本統治時代の鉄道工場を前身とする車両基地「台北機廠」の跡地を活用した施設で、現在は整備が進められている。(2017/11/15)

【 台湾と日本の「関山駅」、同名のよしみで姉妹駅に 】

台湾鉄路管理局(台鉄)の関山駅(台東県)は11月10日、同駅で、日本の同名駅、えちごトキめき鉄道(下記トキ鉄)妙高はねうまラインの関山駅(新潟県)と姉妹駅協定の締結式を行った。台鉄関山駅は日本統治時代の1922(大正11)年開業。1980年に新駅舎が完成したが、100メートル離れた旧駅舎は台東県の歴史建築として保存され、現在はレンタサイクルショップとして再利用されている。締結式では、両駅の羅易華駅長(台鉄)と東條公男駅長(トキ鉄)が署名した。式典に立ち会った台鉄の徐仁財副局長は、トキ鉄が運営する観光列車「えちごトキめきリゾート雪月花」は近年鉄道観光に力を入れている台鉄にとって参考になる、と述べつつ、このたびの姉妹駅提携が台湾と新潟県の相互送客につながれば、と期待を寄せた。(2017/11/11)

【 台湾見本市・展覧会情報 ― 2018台北国際スポーツ用品展 】

2018年3月8日より3日間、台北世界貿易センター第1、3ホールにて台北国際スポーツ用品展が開催される。中華民國対外貿易発展協会の主催。出展品目はスポーツジム器材、アウトドア用品、球技関連商品など多岐にわたっている。より詳しい情報は見本市HP(英語)、及び別途添付ファイルまで。

・ 公式HP(英語) https://www.taispo.com.tw/en_US/index.html