2017年12月第3週TOPICS

【 国立台湾博物館のマリモ特別展 「オール釧路」で海外初の実施 】

国立台湾博物館(台北市)で12月2日、日本の特別天然記念物、マリモの特別展示が始まった。発見・命名から2017年で120周年を迎えた阿寒湖(北海道釧路市)のマリモ。発見者の川上瀧彌が同博物館の初代館長だった縁で今回の展示が企画された。同氏は札幌農学校(現北海道大学)出身で、1903年の渡台後、こと同地の自然史研究における貢献が広く認められており、現在も「川上」の名を冠した台湾の植物が数十種類も存在するほど。特別展開始当日には記念式典が開催され、釧路市蝦名大也市長、釧路市議会日台友好促進議員連盟畑中優周会長、記念事業の実行委員長である釧路日台親善協会小船井修一会長等が出席している。蝦名市長は挨拶で、2011年に同じく特別天然記念物である丹頂鶴が贈呈されていることに触れつつ、日本の財産が初めて海を渡り、台湾で歓迎されていることに喜びを示した。尚、特別展は来年2月25日まで。(2017/12/3)

【 台湾、フィリピンと2国間投資取り決め締結 投資家保護を強化へ 】

台湾は12月7日、フィリピンと2国間投資取り決め(BIA)を締結した。双方の投資家の保護強化につなげるのがねらい。調印式はフィリピン・マカティ市で同日開催された「第23回台比閣僚級経済協力会議」の中で行われた。台湾とフィリピンは1992年にBIAを締結。今回は時代の変化に対応するため、旧取り決めを一新した内容で更新した。新取り決めの詳細な内容は公表されていないが、法規の透明化や投資家の平等、適用する業種の拡大、紛争解決保護メカニズム、暴動発生時の政府を通じた交渉などが重点になっているという。台湾企業との懇親会に出席した沈栄津経済部長(経済相)は、取り決めによって台湾企業に安心してフィリピンに投資、進出してもらえるようになると語り、双方の経済発展促進に期待を示した。(2017/12/8)

【 台南市、弘前市、青森県3県市で友好交流の覚書 さらなる交流深化へ 】

台南市と弘前市、青森県の3県市は12月4日、友好交流に関する覚書を締結した。青森県弘前市内で締結式が開かれ、台南市の李孟諺代理市長と青森県の三村申吾知事、弘前市の葛西憲之市長が出席し、署名を交わした。今後は、農業や観光、文化、スポーツの分野で交流促進を図る方針。台南市と弘前市は互いに果物の生産が盛んなことが縁で、2011年から交流を開始。相互に訪問を重ね、果物の販売促進や観光資源のPRを行ってきた。三村知事は、数年前に台南を訪問した際、頼清徳市長(当時)と会談し、協力関係の強化を約束したことに触れ、今後3者の友情が長く続き、より多くの青森県民が台南市を訪れるよう努力したいと意気込んだ。(2017/12/5)

【 台南市と山形市が友好協定締結 観光など5分野で交流促進 】

台南市は12月6日、山形市と「友好交流促進に関する協定」を結んだ。締結式は山形市内で開かれ、李孟諺台南市長代理、佐藤孝弘山形市長が署名を交わした。今後は観光、経済、文化、教育、スポーツの5分野において交流を行い、友好関係の向上を図る。両市の縁は1964年の山形県日華親善協会設立がきっかけ。1993年には台南市進出口商業同業公会(輸出入協会)と山形商工会議所が姉妹関係を結んでいる。近年山形を訪れる外国人観光客のうち、台湾人が5割以上を占めるという。李台南市長代理は、正式に友好都市となった両市のパートナーシップはより確固としたものになるとし、官民問わず多様性のある交流が進むことに期待を示した。(2017/12/7)

【 訪台日本人に照準 台湾の旅行大手が新会社設立 インバウンド拡大目指す 】

年間約190万人に上る訪台日本人客の商機をつかもうと、台湾の旅行大手、ライオントラベル(雄獅旅遊、台北市)は12月5日、日本からの観光客誘客を得意とするボビー旅行社(保保、同)と共同出資で新会社「雄保旅遊」を設立すると発表した。同社は来年1月1日に発足予定て、訪台外国人旅行者(インバウンド)の拡大を目指すもの。雄獅の游国珍総経理(社長)は、自社の資金力、広報力とボビー社の訪台日本人向けカスタマイズツアーにおける専門性を合わせ、日本人の訪台旅行における商機を獲得したい、とした。ボビー社の戴啓衍会長は、雄保旅遊は今後、「日本専売店」と位置付け、サイクリングや東部・台東へのディープな旅など「体験」を重点的に推し、リピーターを増やしていく必要があると語った。(2017/12/6)

【 高雄駅前バスターミナル、来年1月に解体へ 鉄道地下化に伴い 】

南部・高雄市の高雄駅前のバスターミナルが2018年1月初旬に営業を終了し、解体される。台湾鉄路管理局(台鉄)の高雄区間が2018年8月をめどに全面地下化されるのに伴うもの。駅周辺では再開発が進められており、高雄駅新駅舎の完成までは臨時バス停が設置される。高雄市政府交通局などが12月5日、高雄市内で記者会見を開き、明らかにした。1974年に建設されたバスターミナルは開業43年の歴史を誇る。新駅舎には台鉄のほか、高雄メトロ(MRT)や路線バス、長距離バスが乗り入れる予定。地下化される線路は全長15.37キロ。線路跡地は緑化し、サイクリングロードなどとして活用される。(2017/12/6)

【 台湾と日本の高校生が野球大会で交流 開幕戦の始球式には楽天・宋家豪 】

台湾と日本の高校生が野球を通じて交流を図る「マツダ日台高校野球大会」が12月25~29日、台湾で開催される。台湾の高校野球大会「黒豹旗」の上位4校と岐阜県、和歌山県、千葉県、大阪府それぞれの選抜チームが争う。大会は中華民国野球協会と大手自動車メーカー、マツダの台湾法人などによる日台高校野球の交流プロジェクトの一環で、開催3年目を迎える。25日の開幕戦の始球式には日本プロ野球・楽天で活躍する台湾人投手、宋家豪(ソン・チャーホウ)が登板予定。プロジェクトの一環として、指導者の研修会も行われた。オリックスで打撃コーチを務めた大島公一さんと台湾代表や台湾プロ野球・統一で指導経験がある酒井光次郎さんが参加し、台湾各地から集められた約20人のコーチに経験を伝えた。(2017/12/8)

【 金門県運営の観光サイトがリニューアル 英日韓3カ国語も対応 】

金門県政府観光処は12月7日、県運営の観光情報ウェブサイト「金門観光旅遊網」中国語版をリニューアルした。旅行に必要な情報が統合され、検索機能が充実したほか、国際的な旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」の評価や口コミが表示されるようになった。新しいサイトでは景勝地の紹介や映像、音声ガイドなどが刷新されただけでなく、日帰りや2日間など、ニーズに合わせたお薦めプランも多数提案される。また、スマートフォンやタブレットなどからのアクセス増加に対応し、画面サイズに合わせて表示を自動で最適化するレスポンシブデザインを採用。フェイスブックやライン、ツイッターなどのソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)にも連動し、情報を簡単に親しい人と共有できる。8日現在、英語版、日本語版、韓国語版なども新たに開設されている。(2017/12/8)

【 台湾見本市・展覧会情報 ― 2018台北国際スポーツ用品展 】

2018年3月8日より3日間、台北世界貿易センター第1、3ホールにて台北国際スポーツ用品展が開催される。中華民國対外貿易発展協会の主催。出展品目はスポーツジム器材、アウトドア用品、球技関連商品など多岐にわたっている。より詳しい情報は見本市HP(英語)、及び別途添付ファイルまで。

 

・ 公式HP(英語) https://www.taispo.com.tw/en_US/index.html