2018年5月第1週TOPICS

【 屏東で初マグロの競り 1キロ当たり過去最高額 】

台湾有数のマグロ漁港、屏東県東港で22日、今年の初マグロの競りが行われ、177万1600台湾元(約645万6000円)で落札された。重量は206キロ。1キロ当たりの値段は8600元(約3万1000円)に上り、過去最高額を更新した。台湾では毎年4月から6月にかけてクロマグロ漁が盛んに行われ、捕獲時の状態や重量、捕獲地などの条件をその年で最初に満たしたマグロが「初マグロ」に認定される。多くの漁船が初マグロの漁獲を目指してしのぎを削る中、同港の漁船「魚来満6号」が今月19日に水揚げしたマグロが今年の認定を獲得した。同港区漁会(漁協)の林漢丑総幹事によれば、22日の競りでは、初マグロの落札をめぐって7人の業者が争奪戦を繰り広げた。これまで9回初マグロを落札している佳珍海産の蕭受発さんにもう1人の業者が食らいつき、値はどんどん上昇。最終的には蕭さんが落札した。だが、落札総額はマグロの重量の関係で過去最高額に届かなかった。(2018/4/23)

【 台北市長選出馬表明の民進党議員がパレード 重点政策訴え 】

今年11月末に行なわれる台北市長選への出馬を表明している与党・民進党の姚文智立法委員(国会議員)は22日、台北松山空港の廃止や建設が中断している台北ドーム(台北大巨蛋)の問題解決など重点政策を訴えるパレードを市内で行った。通過地点の松山空港周辺には支持者ら約1万人のほか、呂秀蓮元副総統や民進党所属の台北市議なども駆けつけた。パレードは柯文哲現市長に反対する意味合いもある。参加を呼びかけるポスターには「柯P(柯市長の愛称)にバイバイしよう」の文字が大きく書かれた。台北松山空港をめぐっては、騒音や安全性の問題から移転を求める声が上がっている。姚氏は同空港を廃止し、周辺の花博公園や空港北部を流れる基隆河の川岸に整備されている河浜公園を合わせた一帯を巨大公園にする計画を掲げる。柯市長も機能移転を支持する考えを表明している。姚氏は2014年の前回選挙でも出馬を表明していたが、事前の世論調査で無所属の柯氏の後塵(こうじん)を拝し、野党が後押しする候補の座を柯氏に譲っていた。(2018/4/23)

【 新北市のサンドアート国際大会で日本人彫刻家が準優勝 】

砂の彫刻の祭典「2018福隆国際サンドアートフェスティバル」(砂彫芸術季)が21日、北部・新北市の福隆海水浴場で開幕した。開幕式では、同フェスに関連して開催された国際大会の受賞者が発表され、日本人彫刻家の保坂俊彦さんが「鏡の中の花園」で準優勝に輝いた。国際大会の開催は6回目。今年は13の国・地域から28人の彫刻家が参加した。優勝はベルギーの彫刻家の作品。準優勝を獲得した保坂さんは、昨年の前回大会では「宮本武蔵」と名付けた作品で優勝していた。同フェスは東北角・宜蘭海岸国家風景区管理処が主催。国内大会に参加する20チームの作品は来月19日までにお目見えし、7月15日の閉幕までには計76作品が展示される予定。(2018/4/24)

【 3月の台湾飲食業売上高、前年比7.4%増 ミシュランが後押し 】

台湾の飲食業の3月の売上高は372億台湾元(約1366億円)で、前年同月比7.4%増加した。経済部(経済省)統計処が23日、発表した。新ブランドや新商品の投入に加え、飲食店の格付け本「ミシュランガイド」の台北版が発行されたことが消費活性化につながったと同処は分析している。第1四半期の売上高は1190億元(約4371億円)で、同四半期の過去最高を更新した。伸び率は4.2%。台北の飲食店や宿泊施設を紹介する「ミシュランガイド台北2018」の掲載店は3月14日に発表され、飲食店20軒が星を獲得した。台湾では初めての発行となった。(2018/4/24)

【 台湾3月の完全失業率、17年ぶり低水準 景気緩やかに回復 】

行政院(内閣)主計総処が23日発表した3月の失業率は3.66%となり、過去18年間で同月最低水準となった。完全失業率(季節調整値)は3.67%で、2001年1月(3.56%)以来の低水準。同処国勢普査処の潘寧馨副処長は、景気が緩やかに回復していることで雇用情勢も改善されていると分析した。失業率は前月より0.04ポイント低下。完全失業率は前月を0.03ポイント下回った。また、今年1~3月の平均失業率は3.66%となり、過去18年間の同期最低を更新した。(2018/4/24)

【 陳菊氏が総統府秘書長に就任「全力で総統支える」 】

陳菊・前高雄市長は23日、総統府秘書長(官房長官に相当)に就任した。総統府で引き継ぎ式と就任式が行われ、陳氏は、高雄市民に対する感謝を述べた上で、全力で総統を支えると意気込みを示した。引き継ぎ式では、陳建仁副総統の立ち会いの下、代理を務めていた劉建忻副秘書長から陳氏への引き継ぎが行われた。陳氏は、高雄市長を12年間務めたことに触れ、同市を離れることは苦渋の決断だったと言及。市民の信頼や支持があったからこそ、新たな任務に就けると語った。国際関係や世界経済の情勢が目まぐるしく変わる中で、台湾は国内でも国外でも非常に大きな挑戦に直面していると指摘。蔡総統はそれでも改革を進めようとしているとし、人々の応援や信頼が必要だと呼び掛けた。陳副総統は陳氏について、19歳から政治運動に携わり、台湾のために青春と労力をささげてきたと紹介。陳氏の高雄市長時代の功績などに触れた上で、必ず補佐の役割を発揮してくれるだろうと期待を示した。(2018/4/24)

【 台日グルメ交流 桃園市で宮崎牛と台湾牛の食べ比べイベント 】

北部・桃園市で開催中の「2018桃園農業エキスポ」(農業博覧会)で22日、台湾牛と宮崎牛の食べ比べイベントが行われた。桃園市は昨年10月に宮崎県と友好交流協定を締結している。宮崎県の河野俊嗣知事も日本から駆け付けて県産のブランド牛「宮崎牛」の素晴らしさをアピール、物産やグルメを通じた日台交流に意欲を見せた。同エキスポでは桃園市の招きを受けた宮崎県が16~29日の日程でブースを出展し、日向夏や甘藷(かんしょ)など、地元の特産品を紹介している。桃園市の鄭文燦市長は、双方が今後とも各分野における交流を深め、良い物を紹介しあうことに期待を示した。対決は、参加者がどちらのものか知らないまま牛肉スープを食べ比べ、おいしいと思った方に投票する方式で午前と午後の計2回行われた。結果は1勝1敗の引き分けだった。エキスポは5月13日までの開催。(2018/4/24)

【 旧山線でレールバイク、7月から試験運行 新たな観光資源に 】

廃止された旧山線の線路を活用した「レールバイク」の開業に向けて、苗栗県政府は試運転を進めている。同県文化観光局によれば、7月1日に試験運行を開始する予定。徐耀昌県長は24日、張景森・行政院(内閣)政務委員らとともに視察に訪れ、新たな観光資源として観光客を呼び込みたい考えを示した。旧山線は三義(苗栗)―后里(台中)間を走る全長15.9キロの路線。日本統治時代に開業し、100年以上の歴史を有する。1998年に廃止された後、蒸気機関車の復活運転が行われたこともあったが定期運行には結びつかず、有効活用がされていなかった。沿線では1935年の新竹・台中地震で崩壊したれんが造りのアーチ橋「龍騰断橋」のほか、変化に富んだ景色も楽しめることから、同県は旧山線を観光資源と位置づけ、レールバイクの運行を考案。交通部(交通省)観光局から3億台湾元(約11億円)の補助金を獲得し、準備を進めている。レールバイクはまずは勝興駅から旧山線6号トンネルまでの県内区間全長約6キロで運行する予定。(2018/4/25)

【 報道の自由度、台湾が昨年に続きアジア首位 】

国際ジャーナリスト団体「国境なき記者団」(RSF、パリ)が25日に発表した最新の報道の自由度に関するランキングで、台湾は180カ国・地域中42位に選ばれ、昨年に続きアジア圏で首位となった。昨年の45位から順位を3つ上げた。他の主なアジアの国・地域の順位は、韓国43位、日本67位、香港70位、中国大陸176位、北朝鮮180位など。同団体は、中国大陸が報道の自由に対する抑圧を強めており、一部のアジアの国もそれに追随していると指摘。その中で、台湾と香港がそれぞれ順位を3つずつ上げていることについて、影響力を増す中国大陸への対抗の表れだと評価した。首位はノルウェー。2位から5位までは順に、スウェーデン、オランダ、フィンランド、スイス。同団体は2002年から、メディアの多元性や独立性、記者の安全性などを評価基準に世界各国・地域の報道の自由度をランク付けしている。台湾の報道の自由度の高さを評価し、昨年7月には台北にアジアで1カ所目となる事務所を開設した。(2018/4/25)

【 台日連携強化へ「お力を」=陳副総統が在日台湾人に呼び掛け 】

陳建仁副総統は24日、総統府で在日台湾人組織「日本中華聯合総会」の訪問を受けた。陳副総統は、正式な外交関係を持たない台日間で経済、文化、観光などの交流が発展してきた背景には華僑の長年の努力があると指摘。TPP11(CPTPP)参加を目指す政府の姿勢を強調した上で、メンバーらが各自の影響力を発揮し、経済連携協定(EPA)締結など、日本との連携強化を後押ししてくれることに期待を示した。陳総統は、歴史的にも文化的にも密接不可分な台日の関係は蔡英文政権下で新しい時代を迎えたとアピール。交流の成果として、昨年の相互訪問者数が過去最高の約645万人に達したことや、台北駐日経済文化代表処が昨年行った意識調査で、台湾を「信頼できる」と答えた日本人が過半数だったことなどに言及。これらは双方の堅固な友情を表しているとの見方を示した。(2018/4/25)

【 坂口健太郎、来月台湾訪問へ 初めて公式にイベントに出席 映画PRのため 】

俳優の坂口健太郎が映画「今夜、ロマンス劇場で」のPRのため、来月6日に台湾を訪問する。台湾の配給元が25日、発表した。7日まで滞在し、記者会見を行うほか、3回の上映イベントに出席する。台湾でメディアやファンの前に公式に姿を見せるのは初めてとなる。配給会社のフェイスブックには、「泣きそう!本当に来るんだ」「めまいで倒れそう」「チケットを絶対取ってみせる」など坂口の訪台に歓喜する声が寄せられている。坂口は2015年にフォトブック「坂道」の撮影のため、非公式に台湾を訪問している。上映イベントは6日夜に台北市内の映画館で開催。チケットは今月29日午後1時からインターネット上で販売開始される。同作の台湾公開は来月11日。 (2018/4/26)

【 米国務省、台湾のWHO総会参加に支持表明 招請状いまだ届かず 】

スイス・ジュネーブで来月21日から開かれる世界保健機関(WHO)総会の登録締め切りが来月7日に迫っているが、台湾にはまだ招請状が届いていない。米国務省東アジア・太平洋局のアダムズ報道官は26日、米国は台湾が主権国家を加盟資格とした国際機関に意味ある参加をすることを支持すると表明し、これにはWHOも含まれるとした。アダムズ氏は、台湾が主権国家を参加資格としない国際機関の会員になることにも支持を示した。アダムズ氏は、台湾が世界的な挑戦に対して、自身の顕著な貢献を拡大させられるよう米国は支持していくとし、台湾は米国の重要なパートナーだと改めて強調。台湾は米国と価値観を共にし、米国の尊重を勝ち取ったとし、引き続き米国の強力な支持を得られるとコメントした。台湾は2009年から2016年まで8年連続でオブザーバーの立場でWHO総会に出席してきたが、昨年は中国大陸からの圧力により出席できなかった。台湾の今年の参加を後押ししようと、外交関係を結ぶ複数の国が台湾の招請に関する提案をWHOに対して行っている。(2018/4/27)

【 漂流カメラ持ち主の日本人女子大生、宜蘭で児童と対面 感謝伝える 】

東部・宜蘭県蘇澳の海辺に漂着したカメラの持ち主の日本人女子大生、椿原世梨奈さんが27日、カメラを拾った児童が在籍する岳明小学校を訪問した。児童らの歓迎を受けた椿原さんは感動の涙を流し、カメラを受け取ると児童らに直接感謝を伝えた。カメラは先月27日、蘇澳の海辺で清掃活動をしていた岳明小の児童によって発見された。同校の教師がフェイスブックで持ち主探しを呼び掛けたところ、日台の多くのインターネットユーザーによって情報が拡散され、28日夜に椿原さんにたどり着いた。椿原さんは約2年半前に旅行先の石垣島でダイビング中にカメラを紛失していたという。カメラが日本に友好的な台湾で拾われたことは「不思議な縁」だと話す椿原さん。今回、台湾の人々のもてなしを受けたといい、「台湾は優しい国」と感動した気持ちを語った。椿原さんは、これを機に日台友好の架け橋となり、今度双方のためにできることがあれば力を尽くしたいと意欲をのぞかせた。椿原さんは児童らとともにカメラが見つかった海辺にも足を運び、清掃活動に参加した。(2018/4/26)

【 台湾見本市・展覧会情報 ― 台湾ヘルスケア・エキスポ2018 】

2018年11月29日より4日間、台北の台北南港エキシビジョンセンターにて台湾ヘルスケア・エキスポが開催される。行政院農業委員会、台北市政府、及びTaiwan Healthcare+の主催。出展品目はバイオテクノロジー、医療機器、医薬品など。詳しい情報は以下公式ウェブサイト参照。
HP :  https://expo.taiwan-healthcare.org/index.php