2018年5月第4週TOPICS

【 台北、気温35.2度の猛暑日に 今年最高 】

中央気象局によると、台北市で14日午後1時過ぎ、同市の今年最高気温となる35.2度を観測した。また、北部の板橋(新北市)で34.5度(午後1時37分)、南部の嘉義で33.4度(午後0時48分)など、多くの地域で32度を上回った。同局は、15日以降は南西からの季節風の影響を受け、さらに暑さが厳しくなると予想している。気象局の統計によると、今年の全国最高気温は東部・台東大武で7日に観測された37.4度。暖かく乾いた風が山を超えて吹き下ろす際に気温が上がる「フェーン現象」の影響だという。(2018/5/14)

【 「南北会談の対話ムードをアジア太平洋地域にも」=蔡英文総統 】

蔡総統は14日、総統府で、台北市内で開かれる国際シンポジウム「台日戦略対話」(14~15日)の日本代表団と面会した。台湾の現況について、現在のアジア太平洋地域が新たな局面を迎えたことでいくつかの挑戦に直面していると分析した蔡総統。そのような状況であっても、先の南北会談のように平和の契機は訪れると述べ、地域全体が対話ムードに包まれることに期待を示した。日本の安倍晋三首相と中国大陸の李克強氏が9日に会談を行ったことについては、日中関係の前進は地域の安定に役立つとの見方を示し、台日関係を進める上での妨げにはならないとした。また、トランプ米大統領や安倍首相が相次いで「自由で開かれたインド太平洋戦略」を打ち出したことにも言及。数百年間、各勢力に取り囲まれて生存と発展の道を模索してきた台湾は対話と協力の重要性を熟知していると強調し、同政策への参加に意欲を示した。(2018/5/14)

【 外交部、日本や米国に感謝 台湾のWHO総会参加への支持表明で 】

スイス・ジュネーブで21日に始まる世界保健機関(WHO)年次総会に台湾がいまだに招請されていないのを受け、日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会は14日、フェイスブックで台湾のWHO総会への参加を支持するとの立場を示した。これまで米国や欧州連合(EU)なども台湾の参加支持を表明しており、外交部(外務省)は15日、書面を公表し、これらの国や組織に謝意を示した。日本台湾交流協会は、2003年に重症急性呼吸器症候群(SARS)、今年に入ってからははしかが流行したことに触れ、台湾との間で人的往来が頻繁な日本にとって「台湾の感染症対策は決して他人事ではない」と指摘。昨年に続き今年も台湾に招請状が届いていないのは残念だとし、感染症対策をはじめとする国際的な保健課題への対応に地理的空白を生じさせないためにも台湾の参加を支持するとの立場を示した。外交部は、各国の参加支持表明は台湾が世界健康安全保障を促進する上で不可欠な存在であることを表していると言及。WHO総会や関連する会議などへの台湾の参加支持をより多くの国が表明してくれることを歓迎すると期待を示した。(2018/5/15)

【 妻夫木聡が台日合作映画に出演 台湾で撮影「昔からの夢だった」 】

フランスで開催中のカンヌ国際映画祭に合わせて現地時間12日に開かれた「台湾シネマナイト」で、台日合作映画「パラダイス・ネクスト」(亡命之途)の制作が発表された。俳優の妻夫木聡と豊川悦司がダブル主演を務める。ロケは全編台湾で行われ、来月から撮影に入る予定だという。制作発表では、出演俳優2人からのビデオメッセージが公開された。妻夫木は「台湾で撮影することはすごく昔からの夢だった」と語り、映画出演への喜びをにじませた。豊川は「台湾の美しい大地と地元の方の情けの深さを見ていただけたら」と呼び掛けた。メガホンを取るのは半野喜弘監督で、音楽は坂本龍一氏が手掛ける。2人のヤクザが台湾に逃亡し、罪を償う過程が描かれる。映画の制作会社は、妻夫木が衣装合わせのためにすでに台湾を訪れていたと明かした。妻夫木はグルメなどを楽しんだという。(2018/5/15)

【 日本から台湾への株式投資、大幅増 背景に台日専門チームの立ち上げ 】

台湾証券取引所の統計によれば、今年1~3月の日本からの株式投資額は3318億台湾元(約1兆2250億円)となった。同所の楊朝栄副総経理(副社長)は、2014年に日本の取引所と共同で専門チームを立ち上げたことが投資促進につながったと説明した。楊副総経理によれば、同所は2000年、東京証券取引所と協力に向けた覚書を締結。2014年に台日合同の専門チームを立ち上げて以降は、マーケティングでの連携や相互訪問など日本側との実務的な協力を重ねてきたという。同所の統計によると、今年第1四半期の日本の投資額が海外勢で占める割合は2.73%にまで成長した。同所は日本からの投資をさらに促進しようと、今月18日には東京都内で投資説明会を開催する予定だという。(2018/5/16)

【 台湾、はしかの流行終息 衛生省が宣言 】

衛生福利部(衛生省)疾病管制署は15日、はしか感染者と接触した人たちの要健康観察期間が終了し、台湾内における流行が終息したと宣言した。同署の統計によれば、今年台湾で確認された感染者は24人。うち17人は台湾内で、7人は海外で感染した。感染者と接触した人は8456人で、うち台湾内で接触したのは7563人だった。同署の羅一鈞副署長は、夏季休暇に日本を訪れる人が増えると予想されることを踏まえ、日本でのはしかの流行は気温の上昇に伴い収まるとの見通しを説明。ワクチンは6月中旬に台湾の医療機関に届く予定だとし、訪日する予定がある人は日本の感染状況に応じて接種を検討するよう呼び掛けた。(2018/5/16)

【 地方議員を集めた日台友好議連が発足 交流促進に意欲 】

高雄市議会で16日、直轄6市(台北、新北、桃園、台中、台南、高雄)を含む計12県・市の地方議会の議員を集めた「台湾各地議会友日議員連盟」が発足した。初代会長に選出された同市議会の康裕成議長は、同連盟の主要任務は、民間レベルで友好を深め、政府の外交面における不足を補うことだと述べ、台日議会交流の促進に意欲を示した。高雄市議会にはすでに、議会外交を進める「国民外交促進会」が設置されている。これについて康氏は、同議会が日本の議員団を接待するケースは毎年約15件に上るとし、日台の議会交流が活発化している現状を説明した。高雄市では7月7日、日本と台湾の友好促進を図る第4回「日台交流サミット」が開催される。同サミットが台湾で行われるのは、第1回(石川県金沢市、2015年)以来初めて。康氏は、日台関係が新たな段階に入った証との見方を示している。(2018/5/17)

【 離島・緑島に国家人権博物館が設立 蔡総統「人権で国際交流促進を」 】

白色テロ時代の政治犯の収監施設を再利用した国家人権博物館「白色テロ緑島記念園区」の看板除幕式が17日、東部・台東県の離島、緑島で行われた。式典に出席した蔡英文総統は、同館の設立によって人権に関する国際交流が促進されることに期待を寄せた。蔡総統はあいさつで、人権侵害が行われた「不義遺跡」の保存が多くの国で行われていると言及。同館はアジア初の不義遺跡を利用した人権博物館だと紹介し、同館を拠点に台湾の民主主義や人権思想の発展経験を世界に向けて発信すると同時に、「われわれが歴史を反省する国家であることを示そう」と意気込んだ。同館では、白色テロ時代(1949~1992年)の被害者の口述・映像記録や手紙、日記などに基づいて歴史研究を進めるほか、関連書類の公開などを行う。蔡政権は過去の権威主義的な統治の下で行われた人権侵害の真相究明などを目指す「移行期の正義」を推進しており、その促進条例が昨年末、立法院(国会)で可決され、公布・施行された。(2018/5/18)

【 4月に訪日した台湾人は47万人 単月で過去最高 】

4月に日本を訪れた台湾人が、前年同月比13.7%増の47万人(推計値)に達し、単月として過去最高を記録した。日本政府観光局(JNTO)が17日に発表した。同局は、今年の清明節の休暇が5連休(4月4~8日)で、昨年より1日多かったことや、増便やチャーター便の就航による航空座席供給量の増加、クルーズの寄港などを要因として挙げている。訪問者数は中国大陸が68万3400人(前年同月比29.2%増)で首位。2位は韓国で63万8500人(同15.1%増)。台湾は3位だった。一方、今年1~4月の訪日台湾人の累計は、前年同期比11.2%増の160万8700人だった。(2018/5/18)

【 台湾、日本に敗れ2連覇ならず ソフト女子 】

ソフトボールの第7回アジア女子ジュニア選手権は18日、フィリピン・ルソン島中部のアンへレスで閉幕した。同日午後に行われた決勝で、前回優勝の台湾は日本に0-4で完封負けし、2連覇はならなかった。予選(13~16日)を6勝1敗で2位通過し、18日午前の準決勝でも中国大陸を4-2で破った台湾。だが、決勝では打線がつながらず、投手陣も日本打線を抑えることができなかった。曽信彰監督が敗因として「守備、打撃、投球の考え方では相手に劣る」ことを挙げた。今大会には、アジアから8カ国・地域が参加。日本、台湾のほかには、3位に食い込んだ中国大陸も来年の世界選手権(米カリフォルニア州)への出場権を手にした。(2018/5/19)

【 台湾鉄道の平渓線、平成筑豊鉄道と姉妹協定 】

台湾鉄路管理局(台鉄)平渓線と平成筑豊鉄道(福岡県福智町)は19日、姉妹鉄道協定を締結した。新北市東部の山あいを走る平渓線は、1921年に石炭輸送の専用路線として開業。沿線には毎年旧正月明けに行われる「天灯フェスティバル」の会場があり、現在では国内外から年間600万人が訪れる。台鉄は、同じく石炭輸送を目的に建設された平成筑豊鉄道とは歴史的な共通点があるとし、交流の活発化に期待を寄せている。台鉄平渓線はこれまでにも、江ノ島電鉄(神奈川県藤沢市)、由利高原鉄道(秋田県由利本荘市)鳥海山ろく線と同様の協定を結んでいる。(2018/5/19)

【 蔡総統就任2周年 支持率前月より回復も39.2% 】

蔡英文総統は20日、就任2年を迎えた。民間団体の台湾民意教育基金会が同日発表した最新の世論調査の結果によれば、蔡総統の施政に対する支持率は39.2%で前月より7.2ポイント回復した。だが、不支持率は47.6%に達し、支持率を上回った。蔡総統の支持率は昨年11月以来の高水準となった。同基金会の游盈隆董事長(会長)は支持率回復の理由に、高雄市長だった陳菊氏の総統府秘書長(官房長官に相当)起用などを挙げた。また、蔡総統が最近、実績や政策のアピールに力を入れたことも影響しているという。だが主要な政策については、ほとんどの項目で「不満足」が「満足」を上回る結果となった。満足から不満足を引いた値がプラスとなったのは「年金改革」のプラス8.2%のみで、「国防」はマイナス3.8%、「外交」はマイナス14.5%、「両岸(台湾と中国大陸)関係」はマイナス18.4%、「経済」はマイナス25.8%だった。(2018/5/20)

【 安室奈美恵、台湾のファンに感謝 声詰まらせる=台北公演最終日 】

歌手の安室奈美恵が20日、ファイナルツアー台湾公演の最終日を台北市の台北アリーナで行った。台湾だけでなく、日本からも多くのファンが駆けつけ、約1万1000人の観客が安室の熱いパフォーマンスに酔いしれた。安室は約2時間40分のステージで計30曲を歌い上げた。全ての曲目が終了するとステージに一人残り、ファンにあいさつをした安室。言葉を発する前から観客からの鳴りやまぬ大歓声に目をうるませ、涙をぬぐうような仕草を見せた。9月16日で引退することを改めて自分の口からファンに伝え、声を詰まらせながら「最後にこの場所でコンサートができたことを、心から感謝しています」と25年間応援してくれたファンに謝意を示した。また、「最後は笑顔で」と笑みを作りながらも、目にはきらりと光るものが浮かんでいた。公演中には台湾のファンから安室へのサプライズもあった。アンコールの終盤、スタンド2階の客席に赤と白のボードで「TWハートNA」(台湾は安室を愛している)などの文字が浮かび上がったほか、安室のあいさつが終わった瞬間には、安室への祝福の思いを込めた色とりどりの紙テープが飛ばされた。この日、会場のロビーにはチケットを入手できず、音漏れだけでも楽しもうとするファンの姿も多く見られた。(2018/5/20)

【 台湾見本市・展覧会情報 ― 第9回北海道物産展 】

2018年11月16日より27日までの12日間、台北市の大葉高島屋12階イベント売り場等にて第9回北海道物産展が開催される。北海道、札幌市、札幌物産協会、札幌観光協会が後援。出展品目はカニ・ウニ・イクラなどの海鮮、六花亭・きのとや・ルタオなどのスイーツ、富田ファームのソフトクリーム、池田屋の豆菓子、麺や虎鉄のラーメンなど、北海道の美食が勢ぞろい。詳しい情報は以下大葉高島屋公式ウェブサイトでアップ予定。
HP :   http://www.dayeh-takashimaya.com.tw/

【 台湾見本市・展覧会情報 ― 第27回台北国際工作機械見本市 】

2019年3月4日より6日間、台北市の台北世界貿易センター・展示ホール1にて第27回台北国際工作機械見本市が開催される。中華民国対外貿易発展協会の主催。出展品目は金属加工用旋盤、ドリル及びボウリングマシン、加工機械、成形機械、複合化工工作機械、剪断機、産業ロボットなど。詳しい情報は以下公式ウェブサイト参照。
HP :   https://www.timtos.com.tw/ja_JP/index.html