【 台湾の「大王」王柏融、日ハムが交渉権 日本球界挑戦へ第一歩 】
台湾プロ野球・ラミゴモンキーズからポスティングシステムでの海外移籍を容認されている王柏融外野手(25)との交渉権を日本ハムが獲得したことが20日分かった。今後30日間の交渉期間に入る。契約に至れば、同制度で海外移籍した初の台湾人選手となる。王は2015年、全体4位でラミゴに入団。「大王」の愛称で親しまれ、17年まで2年連続打率4割を達成、同年は台湾人選手として初の三冠王に輝いた。同2月に行われた侍ジャパンとの壮行試合では楽天・則本昂大投手から本塁打を放ち、注目を集めた。今年は無冠に終わるも、リーグ2位の84打点や同3位の159安打をマークするなど自慢の打撃力は健在。これまで日ハムのほか、楽天やオリックスなど日本の複数球団が獲得に興味を示していたと報じられていた。(2018/11/20)
【 マーシャル諸島と国交樹立20周年 2協定締結 連携拡大へ 】
台湾とマーシャル諸島は20日、国交樹立20周年を迎えた。呉釗燮外交部長(外相)が同国を訪れ、ヒルダ・ハイネ大統領と面会。呉部長はハイネ大統領の立ち会いの下、ジョン・シルク外務貿易相と「刑事共助協定」及び「戦略的協力パートナーシップ協定」に署名した。双方はこれらの枠組みに基づき、今後連携を拡大させていく方針。ハイネ大統領は呉部長との会談で、台湾の国際機関への有意義な参加を引き続き支持する姿勢を示した。呉部長はこれに感謝を述べ、2国間の各協力計画について制度化に向けて発展を図り、互恵関係の構築や持続可能な発展を目指す考えを示した。呉部長はマーシャル諸島の議会や台湾の衛生福利部の病院が運営している「台湾衛生センター」、マジュロ港に停泊している台湾の巡視船「巡護七号」などを視察。20日夜には祝賀パーティーが開催され、同国の政府要人ら280人余りが集まった。ビデオメッセージを寄せた蔡英文総統は、両国の関係を重視する考えを表明。台湾とマーシャル諸島の友情が長く続くよう願った。また、両国間のビザ免除制度を開始させる式典もパーティーで行われた。(2018/11/22)
【 台湾製サトウキビストローがカナダへ プラ製代替品として地位確立に期待 】
台湾で開発・製造されたサトウキビを使ったストローがカナダで広がりつつある。推進に力を注ぐのは台湾から移民した業者たち。ストローの開発を手掛けた台湾先盟のカナダ子会社責任者、許承勛氏によれば、すでに提携を申し出ている企業があるほか、バンクーバーのブリティッシュコロンビア大学生会がキャンパス内の店で使用できないかと興味を示しているという。バンクーバーでは来年6月からプラスチック製ストローの使用が禁止となる。11年前にバンクーバーに移民した許さんは、バンクーバーがあるブリティッシュコロンビア州でドリンク店を営む陳韻及さんと手を組み、サトウキビを使ったストローの推進に取り組んでいる。許氏によれば、ストローは10月に大量生産されたばかりで、第一陣にあたる10万本が今月中旬、バンクーバーに到着した。この製品は紙製のストローより丈夫で、完全に自然分解されるという。同州の議員は今月初旬、同社のストローを推進するべきとの考えを州議会で表明。コスト削減や環境保護のためにも、現地での製造工場の設置を州は支援するべきだと訴えた。(2018/11/19)
【 台日の特別支援学校が植樹で友好願う 】
南部・嘉義市の嘉義特殊教育学校は22日、姉妹校である広島県の尾道特別支援学校の教員、高等部生徒らの訪問を受けた。2015年に姉妹校となった両校は、締結3周年記念として中華圏で縁起がいいとされるイヌマキの植樹を行って末永い友好を願った。歓迎会では、台湾人生徒が伝統的な獅子舞やダンス、日本人生徒が尾道市の創作踊りなどをそれぞれ披露し、会場はにぎやかな雰囲気に包まれた。交流の一環としてお菓子作り教室も企画され、台湾人生徒が自作のパイナップルケーキをお土産として尾道特別支援学校の一行にプレゼントした。尾道特別支援学校の沖田浩二校長は、台湾人生徒のパフォーマンスを見て非常に感動したと語り、生徒が交流を通して台湾の歴史や文化を学び、広い視野が得られることに期待を示した。(2018/11/22)
【 台湾見本市・展覧会情報 ― Bio Taiwan Exhibition 2019 】
2019年7月25日より4日間、台北世界貿易センター南港国際展示場にてBio Taiwan Exhibition 2019が開催される。展昭國際企業股份有限公司主催。出展品目はバイオ医薬品・新薬開発、ジェネリック医薬品、診断・医療機器、植物性薬品、ヘルスケア、スキンケア製品、美容機器等。詳しい情報は以下公式ウェブサイト参照。
HP : https://www.biotaiwanexhibition.com/en/