【 東川町日台親善協会懇親会で周学佑處長 東川町の台湾留学生受入れ事業に感謝 】
東川町日台親善協会による台北駐日経済文化代表處札幌分處處長を囲む懇親会が、周学佑處長を迎え、東川町のキトウシ高原ホテルで開かれた。同協会の藤田裕三会長は歓迎の挨拶にて、「留学生交流を機会に東川町と台湾の交流を深めたい」と述べ、松岡市郎東川町長は「台湾からの留学生が多く集まっている。写真甲子園による国際交流を通じ、台湾との交流を促進したい」と挨拶した。周處長は、北海道と台湾の貿易金額がまだ低いことを指摘し、「北海道は日本の人口の4.2%を占めるが、貿易額は0.25%。16倍の4%になる余地は十分にある」と今後の経済交流拡大に期待をこめた。また、東川町が多くの台湾人留学生を迎えていることに感謝を表した。東川町は外国人の介護人材を育成するため、台湾を初め、アジア各国から留学生を受け入れ、町立の日本語学校を開設するなど、国際交流に力を注いでいる。 (2018/12/7)
【 台湾の「大王」王柏融、日本ハム入団へ 19日に台北で会見 】
ポスティングシステムを利用して海外移籍を目指していた台湾プロ野球、ラミゴの王柏融外野手(25)が北海道日本ハムと契約合意に達したことが7日、発表された。日本ハムの栗山英樹監督は球団を通じて「王選手は、台湾の宝。今度は日本で大きな夢を実現してほしいですし、そのために我々も全力を尽くします」とコメントし、今後の活躍に期待を寄せた。19日には台北市内で入団会見が行われる予定。2015年にラミゴに加わった王。昨年まで2年連続で打率4割を達成したほか、同年は台湾人選手として初の三冠王にも輝き、「大王」の愛称で親しまれてきた。日本ハムとの契約内容については、王のマネジメント会社によれば、3年契約で出来高払いを含め総額400万ドル(約4億5000万円)。台湾プロ野球には、在籍期間が3シーズン(年間125日以上)に達し、球団が容認すれば海外移籍が可能となる制度があるが、29年目を迎えた今年まで同制度を利用して海外の球団に移った選手はいなかった。王はこのことについて「名誉であり、同時にプレッシャーでもあります」とした上で、「これからも初心を忘れず、努力を怠りません」と意気込みを語っている。(2018/12/7)
【 訪台外国人1000万人突破 4年連続 昨年より10日早く 】
2018年に台湾を訪れた外国人旅行者数が2日夜に1000万人を突破した。交通部(交通省)観光局が同日、報道資料を通じて発表した。1000万人達成は4年連続で、昨年より10日早まった。交通部の王国材政務次長は、今年の訪台客の1100万人突破に期待を寄せた。観光局によれば、誘客に力を入れる東南アジアや南アジア計18カ国からの訪台客が現時点までで全体の4分の1近くを占めた。特にフィリピンとベトナムはそれぞれ前年同期比5割増、3割増の伸びを記録した。直近4年での訪台客の上位5カ国・地域は順に中国大陸、日本、香港・マカオ、韓国、米国。この5つの市場で全体の約7割を占める。日本からの旅行客は年末までに200万人を突破する見込みだという。(2018/12/3)
【 台湾、日本と口座情報交換へ 20年9月から 租税回避に対処 】
財政部は3日、非居住者の口座情報を世界各地の税務当局と交換する制度「共通報告基準」(CRS)に基づく自動的情報交換の実施手続きについて、台日双方の窓口機関が合意したと発表した。台湾と日本は2020年9月から、2019年度以降の口座情報を自動的に交換する。日本は台湾が口座情報を交換する最初の国となる。これにより資産の透明化を図り、脱税や租税回避に対処する。 台湾の対日窓口機関、台湾日本関係協会と日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会が合意を結んだ。日本で口座を開設する台湾居住者や台湾に口座を持つ日本居住者のそれぞれの情報が自動的に交換されることになる。双方の窓口機関は、多国籍企業の国・地域ごとの事業活動に関わる情報を記載した「国別報告書」(CbCR)の自動的交換実施にも合意。来年6月から台日双方は2017年1月1日以降に始まる会計年度の国別報告事項を自動的に交換し、日本の多国籍企業が台湾に置く子会社は年末の国別報告書提出が不要になる。(2018/12/4)
【 台湾見本市・展覧会情報 ― クリエイティヴ・エキスポ 台湾 】
2019年4月24日より5日間、台北市の松山文創園区・花博公園争艶館にてクリエイティヴ・エキスポ台湾が開催される。中華民国文化部および台湾デザインセンター主催。出展品目は家具、インテリア用品、アウトドア用品、スポーツ用品、文具、ギフト、食器、ファッションアイテム等。詳しい情報は以下公式ウェブサイト参照。
HP : https://creativexpo.tw/en/