【 リトルシニア中学硬式野球台湾遠征チームが札幌分處を表敬訪問 】
台湾と北海道の野球交流促進を進める日本リトルシニア中学硬式野球協会が台日交流事業の一環として行っている台湾への遠征試合を行うリトルシニア選手10名及びその保護者の一行が、同協会副理事長である伊藤儀隆氏とともに、台北駐日経済文化代表處札幌分處周学佑處長を表敬訪問した。席上、伊藤副理事長は「この交流試合を機会に、将来まで続く台日友好を築き上げてほしい」と延べた。周学佑處長は「台湾は気温だけではなく、人々の心も温かい。存分に台湾で友好を楽しんできてほしい」と選手たちに語りかけた。これに対し、チームのキャプテンである前田空君は「試合を通じて台湾チームの長所を取り入れ、自分の力としていきたい」と対戦前の抱負を語った。台湾遠征チームは、12月26日に台湾へ出発、桃園・台中・嘉義の中学チームと親善試合を行う。1月6日に帰国予定。(2018/12/14)
【 外国籍旅行者の税還付可能な最高消費額 来年17万円に引き上げへ 】
台湾での購買意欲を高めようと、財政部は海外からの旅行者を対象に、税金還付を求めることが可能な税込み消費額の上限を来年1月1日から4万8000台湾元(約17万6000円)に引き上げる。上限額は現行2万4000元(約8万8000円)の2倍となる。海外からの訪台客は4年連続で1000万人を突破。だが、税金還付額の増加にはつながっていなかったため、訪台旅行者がより良い税金還付サービスを受けられるよう政府は法改正を行い、11月初めに公布した。その場で税金の還付を求めるには▽中華民国の旅券所持者でない者▽中華民国での滞在日数が183日未満▽同じ日に同じ店(税金還付制度実施店舗に限る)で消費することが条件とされる。同部は消費額の上限を引き上げることで訪台客の支出意欲を促すとともに、空港・港湾の税金還付受付カウンターでの待ち時間が短縮されることに期待を寄せている。(2018/12/16)
【 「人類の自由度」台湾は10位 初のトップテン入り=シンクタンク調査 】
カナダのシンクタンク、フレーザー研究所は10日、世界162カ国・地域を対象とした最新版の「人類の自由度指数」を発表した。台湾は前年の18位から8つ順位を上げて10位となり、同調査が始まった2008年以来初のトップテン入りを果たした。トップはニュージーランド。スイス、香港、オーストラリア、カナダがこれに続いた。オランダとデンマークが6位タイ、アイルランドと英国が8位タイ、ノルウェー、フィンランドが台湾と並んで10位だった。日本は31位。同調査はフレーザー研究所と米国のケイトー研究所、ドイツのフリードリヒ・ナウマン財団が共同で行っているもので、自由度は個人や公民、経済の自由などを含む79項目の指標に基づいて格付けされた。2008年の調査では43位だった台湾。フレーザー研究所のプロジェクト責任者、フレッド・マクマホン氏は台湾について、中国からの軍事的な威嚇を長期的に受けているものの、人々の自由や民主主義はたゆまず向上していると称賛した。(2018/12/11)
【 江丙坤氏が死去 東京スター銀行会長、知日派重鎮 】
東京スター銀行会長、江丙坤氏が10日夜、台北市内の病院で死去した。85歳だった。8日、市内のホテルで食事中に倒れ、病院に搬送された。大動脈解離と診断され、治療を受けていた。知日派の重鎮として知られる。日本統治時代の1932(昭和7)年に生まれ、1971年に東京大学で農業経済学の博士号を取得。李登輝政権(1988~2000年)では経済部長、行政院政務委員などの要職を歴任した。2008年、台湾の対中窓口機関「海峡交流基金会」の董事長に就任。2012年に退任し、その後は、台日経済貿易発展基金会や台日商務交流協進会、中華民国三三企業交流会のトップを兼任し、日本との経済交流に取り組んだ。台湾の大手金融グループ、中国信託金融控股(CTBC Financial Holding)の最高顧問も務めた。2014年、同社傘下の中国信託商業銀行が東京スター銀行を買収し、江氏が会長に就任した。2015年には旭日重光章を受章した。(2018/12/10)
【 台湾見本市・展覧会情報 ― アジア太平洋風力発電国際見本市 】
2019年3月13日より3日間、高雄市の高雄展覧館にてアジア太平洋風力発電国際見本市が開催される。茵康国際会議顧問股份有限公司主催。出展品目は陸上・洋上風車、風力発電システム、風力発電システムに必要な構成機器/関連するサービス、蓄電システム、制御・情報通信技術、エネルギーマネジメントシステム等。詳しい情報は以下公式ウェブサイト参照。
HP : http://www.keiwacorp.com/windenergy/