【 周学佑札幌分處處長が網走日台親善協会、北見日台協会懇親会に出席 】
台北駐日経済文化代表處札幌分處の周学佑處長は19日網走市で行われた網走日台善協会総会終了後講演をし、その後同会の懇親会に出席した。周處長は講演の中で主に台湾と北海道の現状について話し、「台湾は22位の経済大国であり、多くのIT製品で世界1位を取っているが、最も重要であることはこれからの台湾と北海道、そして日本を結ぶ青少年同士の交流だ」などと述べた。同協会の鴻巣会長は、「先に周處長より講演があった、青少年交流を初めとした台湾網走間の交流を更に促進し深めて行きたい。」と期待を寄せた。また、周学佑處長は20日北見市で行われた北見日台親善協会懇親会に出席した。周處長は「去年8月に謝大使が来道した際、川村会長を初めとした皆様の温かな対応に、改めて感謝を述べたい。」と感謝を述べた。 同協会会長の川村会長は、「去年同協会で台北・高雄訪問を行った、その際に多くの場所を訪れ、また中華民国自由車協会との親善交流会を行うことが出来た。今後もまた今回のような意見交換を行っていき、北見と台湾双方の関係を更に深いものへ。」と期待を寄せた。(2019/09/24)
【 台湾大地震20年 蔡総統、支援した日本へ感謝のメッセージ 】
1999年の台湾大地震から21日で20年となった。蔡英文総統は同日、自身のツイッターを更新し、震災当時たくさんの支援をしてくれた日本に謝意を表明した。蔡総統は、日本の支援について「今も我々の心に深く刻み込まれています」とした。その上で、東日本大震災の発生直後から台湾の人々が被災地への復興支援をしたのは、「20年前の日本の支援に勇気づけられたからです」とつづった。最後は、「今日は改めて心から感謝の気持ちを伝えます。『ありがとう!日本!』」と締めくくった。蔡総統は、メッセージのほかに日本の救助隊の写真も投稿。その横には「日本からの救助隊は一番最初に到着」との説明文が付けられている。2400人以上の死者を出した台湾大地震。内政部(内務省)の統計などによると、当時、国連や世界の20カ国・地域から救助隊が派遣されたが、日本は145人と最多だった。(2019/09/07)
【 ICAO総会開幕 台湾参加を支持する声続々 外交国12カ国や日、英など 】
国際民間航空機関(ICAO)の第40回総会が24日、カナダ・モントリオールで開幕した。中国の圧力により台湾は招請されなかったが、台湾の参加を支持する声が各国から上がっている。外交部(外務省)によれば、外交関係を結ぶ12カ国がICAOに書簡を送った。このほか、日本や英国、ドイツ、オーストラリアがSNSで台湾支持の姿勢を示した。外交部は24日、報道資料で「政治的要素によって再び招請されなかったのは非常に遺憾」だとしつつ、台湾の参加を支持する声が従来より多く寄せられていることに感謝の意を示した。同部によれば、ICAOに書簡を送った外交関係国は、ベリーズ、グアテマラ、ハイチ、ホンジュラス、ナウル、マーシャル諸島、パラオ、セントルシア、セントクリストファー・ネイビス、セントビンセント・グレナディーン、エスワティニ、ツバル。また、フランスで4月に開かれた主要7カ国(G7)外相会合の共同声明では、「国際的な航空コミュニティーの全ての活動的なメンバーのICAOへの実質的参加を支持する。政治的目的のために一定のメンバーを排除することは航空の安全および保安を傷つける」と明記されたことに言及。米国やカナダ、英国、スウェーデンの行政機関からもさまざまな形で台湾の主張を支持する立場が示されたと紹介した。日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会は24日、フェイスブックページを更新し、ICAO総会の開催に触れた上で、「日台間で多数の定期直航便が運航されている現状などに鑑み、国際民間航空の安全かつ整然とした発展を確保するという実務的な観点から、日本としては、台湾が何らかの形でICAO総会に参加することが望ましいと考えています」と投稿した。 (2019/09/24)
【 ベトナムで展開目指す台日企業を橋渡し TAITRAとジェトロが商談会 】
ベトナムでの事業展開を目指す台湾企業と日本企業の橋渡しをしようと、台湾貿易センター(中華民国対外貿易発展協会、TAITRA)と日本貿易振興機構(ジェトロ)ホーチミン事務所はこのほど、南東部ビンズオン省で商談会を行った。TAITRAとジェトロは近年、第三国市場進出に向けた連携を強化している。今回の商談会もその一環で、9月初めにはインドネシアで台日企業の商談会が実施された。TAITRAの荘碩漢副董事長は、台湾企業と日本企業の相互理解を促進し、提携のきっかけとなる場を提供するのが主な目的だと説明。ベトナムに拠点を置く台湾企業は5000社超に上ることに触れ、東南アジアに形成されている豊富な華人ネットワークの中で、台湾企業は柔軟性や顧客への対応力を発揮できると紹介した。TAITRAによれば、台湾からは電源設備大手、台達電子工業(デルタ)など26社、日本からは丸紅や三菱商事など21社が参加。一対一での商談を行った。台湾企業の原料供給や機械設備に関心を持つ日本企業が多く見られたという。
(2019/09/24)
【 台湾見本市・展覧会情報 - 見本市 】
2020年6月17日より3日間、世界貿易センターにて台北フード展が開催される。TAITRA主催。出展品目は生鮮果物&野菜、保存済み果物&野菜、家禽、シーフード、肉&加工肉製品、食用油、乳製品、有機およびベジタリアンフード、冷凍調理食品、缶詰食品、焼き菓子、ビスケット、ワイン&酒、コーヒー&ティー 、ジュース&ソフトドリンク、調味料&菓子、アイスクリーム等。 詳しい情報は以下公式ウェブサイト参照。
HP : https://www.jetro.go.jp/j-messe/tradefair/detail/106720