【 東日本大震災から9年 蔡総統、日本語で追悼メッセージ -台日- 】
東日本大震災の発生から9年となる11日、蔡英文総統は日本語でツイッターを更新し、哀悼の意を表した。災害のたびに台湾と日本はお互いに寄り添って逆境を乗り越えてきたとし、現在も共に新型コロナウイルスに立ち向かっていると言及。「だからこそ、本日の午後2時46分、私は日本の皆さんと一緒に犠牲者のご冥福を祈り、黙祷します」と記した。共に投稿された画像には、「台日加油」「台湾と日本、一緒に頑張ろう!」と中国語と日本語でメッセージが書かれたほか、赤い折り紙で作られた鶴が添えられた。
中央フォーカス台湾:2020年03月11日
【 台湾は「互いを思いやる真の友」-政治- 】
日本の対台湾窓口機関、日本台湾交流協会台北事務所の泉裕泰代表(大使に相当)が先日、中央社のインタビューに応じた。泉氏は台湾を「互いを家族のように思いやる真の友」と形容。「台湾が大好き」と語る一方で、日台関係のありかたについては独自の思いも吐露した。前駐バングラデシュ大使。台湾には、沼田幹夫前代表の後任として昨年11月に着任した。
▽台湾の国際機関参加に関して
日本は一貫して台湾のCPTPP参加の意向を歓迎している。台湾は世界的にも重要なエコノミーで、そのような台湾が国際的な経済的枠組みのメンバーとして存在することは世界経済にとっても重要だ。国際保健課題への対応に地理的空白を生じさせないためにもWHO総会に台湾が何らかの形で参加することが望ましいと考えている。今回の新型コロナウイルスの事態でもこれ以上の感染拡大を防止する観点から、引き続き、あらゆる機会に我が国の立場を主張していく。
▽東京五輪を通じた日台交流促進に期待
台湾の人々が東京五輪を心から祝賀し、至るところでさまざまな関連企画が行われていることに感動した。日本の祭典をわがことのように祝ってくれる所は世界でも他にないと思う。新型コロナウイルス問題で台湾の人は皆「頑張って」と言ってくれるし、自分は大会が開催され、成功すると信じている。この機会に日本の人にも、もっと台湾を知ってもらいたいので、台湾の選手には,日本と共にぜひ頑張っていただきたい。私も応援している。
泉氏はインタビューとは別に、新型コロナウイルスの拡大防止に取り組む台湾の姿勢について自主的に言及し、政府の果断な対応と人々の意識の高さには「目を見張るものがある」と称賛。台湾には保健衛生分野で世界の模範となれる経験と実力があると述べ、同分野における日台協力が進むことにも期待を寄せた。
中央フォーカス台湾:2020年03月10日
【 台湾産枝豆 輸出額が1991年以来最高 輸出量では8割が日本 -経済- 】
行政院(内閣)農業委員会の統計によると、2019年の台湾産枝豆の輸出額は8453万5000米ドル(約93億3860万円)となり、1991年以来で最高を記録した。輸出量は3万8915トンで、輸出先の国・地域別で日本が8割以上を占めた。高雄区農業改良場が24日、明らかにした。昨年の輸出額は1971年の統計開始以来、1990年の8552万7000ドルに次いで2番目に高い数字。8000万ドルを超えたのは3年連続となった。昨年の日本への輸出量は3万2629トン、輸出額は7086万ドル(約78億2790万円)で、量・金額ベース共に全体の83.8%を占めた。日本向け輸出の内訳は冷凍3万2079トン、生鮮421トン、加工129トン。輸出先上位は日本に次いで米国、オーストラリア、カナダなどとなっている。日本の財務省貿易統計によると、2019年の冷凍枝豆輸入量は計7万7569トンで、台湾からが3万1925トン。対台湾輸入は金額ベースで79億547万円となり、輸入額全体(約175億5144万円)の45.0%を占めた。台湾産のシェアは12年連続で最多。台湾産の1キロ当たり輸入価格は約248円に上り、シェア2位の中国産(同約188円)を大きく上回っている。高雄区農業改良場は、枝豆の輸出開始から今年で50周年を迎えることから、今年は過去最高の輸出額を目指したいと意気込みを示した。
中央フォーカス台湾:2020年02月26日
【 台南市に新たなリノベスポット 日本統治時代の官舎 -観光- 】
南部・台南市が進めてきた日本統治時代の官舎5棟のリノベーション計画のうち、最後の1棟の修復工事が1月下旬に完了した。同市政府文化資産管理処が6日、明らかにした。今後は民間に運営を委託して再活用する予定。同処は、新たな観光名所になればと期待を寄せている。5棟は1923(大正12)年に建築された宿舎群の一部で、間取りが異なる一般官舎4棟と、場長宿舎1棟からなる。2004年に「旧台南州立農事試験場宿舎群」として同市の古跡に登録された。今年完成したのは場長宿舎。同処によると、場長は当時地方に置かれた農事試験場のトップで、台南地区の農業調査や分析、品種鑑定などの業務を統括していた。宿舎は庭付き一戸建てで、茶の間や縁側がある典型的な日本家屋。庭にはクスノキや柿の木などの老木が残っている。その他の4棟は2013~16年にかけて順次修復され、飲食店や和服体験ができるレンタルショップなどが入居しているほか、同市と友好都市協定を締結する群馬県みなかみ町もここに交流拠点となる「みなかみ物語」を構えている。
中央フォーカス台湾:2020年03月07日
【 台湾見本市・展覧会情報 - 見本市 】
2020年7月17日より4日間、大台中国際会展センターにて2020TCFB台中が開催される。TAITRA主催。出展品目は茶、加工茶&茶製品、茶セット&茶加工機器コーヒー、コーヒー製品&機器、茶&コーヒーリフレッシュメント、農産物、魚介類、家畜、加工食品、ワインと飲み物、調味料&食品、ベーカリー製品と材料、ベーカリー原料、ベーカリー機器、冷凍およびケータリング機器等。詳しい情報は以下公式ウェブサイト参照。
HP : https://www.jetro.go.jp/j-messe/tradefair/detail/108181
JETRO参照