｢第19回大阪春節祭｣にて台湾グルメと文化の魅力を紹介

中華民国留日大阪中華総会及び関西地区の各僑団が共催する｢第19回大阪春節祭｣が2月10日、大阪中華学校で開かれ、寒い中にもかかわらず、数千人もの人々が参加した。

洪勝信・会長は開幕の挨拶で、大阪春節祭は旧正月を祝い、関西地区在住の華僑が集い、故郷について語り合い、親睦を深めるものであると述べた。また、日本の友人達に台湾の特色ある文化である春節祭を体験してもらい、台日の親善文化交流の促進につなげると述べた。

僑務委員会の呉新興・委員長は3年連続で大阪春節祭に参加した。新年の挨拶を述べ、日本の友人達の台湾観光を歓迎した。

李世丙・駐大阪弁事処長は挨拶の中で、春節祭は台湾人にとって重要なイベントである。台日交流は日に日に密接になっており、昨年の台日の相互訪問は680万人を超える歴史的記録を達成し、貿易、文化及びスポーツなど、各分野での交流も年々拡大していると述べた。

新垣旬子・日本中華連合総会会長、森山浩行・衆議員議員、東徹・参議院議員、松本利明・大阪府議会日華親善議員連盟会長、和田賢治・大阪府議員、中村哲之助・大阪府議員、角谷庄一・大阪市議会議長、辻義隆・同副議長、竹下隆・大阪市議員、永野耕平・岸和田市長、榊正文・浪速区長ら貴賓も出席した。

会場では様々な地域の台湾料理が出店され、アトラクションも多彩で見応えがあり、太鼓、獅子舞、民族舞踊、電音三太子（中華圏の子供の守護神のダンス）、二胡の演奏（伝統楽器）、変瞼（一瞬にして顔の面が変わる中国の伝統芸能）などの民俗雑技が紹介され、台湾のグルメや中華文化の見どころが十分に紹介された。

7.イベントの様子