蔡英文総統、南太平洋3カ国に向けて出発

蔡英文総統は21日午後、南太平洋にある国交樹立国のパラオ、ナウル、マーシャル諸島を歴訪する「海洋民主の旅(7泊8日)」に向けて出発した。

蔡総統は出発前に談話を発表し、今回の外遊は「国際協力」、「国際参与」、「台湾の努力を知ってもらう」の3つの任務遂行を目指すものだと説明した。蔡総統の談話のうち、3つの任務に関する内容は以下の通り。

第一の任務:国際協力
海洋と民主主義は、我々とこれらの国交樹立国の共通点だ。農業、医療、科学技術は、いずれも台湾が得意とする分野である。一方、サステナビリティ(持続可能性)の議題に対する熟知、台湾の国際組織や活動参加への支持などは、これらの国交樹立国が我々に対して提供できる協力だ。

第二の任務:国際参与
今回訪問するパラオとナウルで私は、世界の持続可能な発展のために彼らがどのような努力と貢献をしているか、この目で確かめ、台湾の参考にしたいと考えている。

第三の任務:台湾の努力を知ってもらう
天の果て、海の果て、どんなに遠いところでも台湾の外交官、技術スタッフ、医療スタッフ、ビジネスマン、それに各分野で活躍する台湾人がいる。太平洋の島国における彼らの努力と貢献を、台湾の人々にもっと知ってもらう必要があると考えている。

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また、蔡総統は3時間40分に及ぶフライトを終え、同日午後7時40分(台湾時間午後6時40分)にパラオのロマン・トゥメトゥール国際空港に到着した。空港ではパラオの若者がほら貝を吹いて蔡総統の到着を歓迎。パラオのレイノルド・オイロー副大統領がタラップまで迎えにきて蔡総統と握手した。蔡総統はまた、パラオの児童から花の首飾りを受け取った。

蔡総統が乗った車が宿泊先に到着すると、パラオのトミー・レメンゲサウ大統領夫妻が出迎えた。蔡総統は出迎えたパラオの児童から花束を受け取ると、大統領夫妻と共にカーペットの上を歩いて移動。その両側には地元の学生らが立ち並んだ。一行はソファーが用意されたスペースまで移動し、パラオの酋長らと握手し、挨拶を交わすなどし、会場は穏やかな雰囲気に包まれた。