李逸洋・駐日代表が「日本台湾交流協会」主催の韓国瑜・立法院長訪日団歓迎会に出席

　台北駐日経済文化代表処の李逸洋代表は9月26日、「日本台湾交流協会」の隅修三会長が、韓国瑜・立法院長および超党派の立法委員（国会議員）らで構成された訪日団のために主催した歓迎会に出席した。

　李・駐日代表はあいさつの中で、「台日関係は、『台湾日本関係協会』と『日本台湾交流協会』による共同推進の下、引き続き深化している。台日は自由、民主主義、法の支配といった基本的価値を共有する友人であり、投資および産業などの分野において密接な関係を構築している。昨（2024）年、双方の相互訪問者数は延べ736万人に達し、本（2025）年は延べ800万人突破が望める」と述べた。

　李・駐日代表は、この度の台湾花蓮での台風による深刻な水害に際し、「日本台湾交流協会」の隅会長および谷崎泰明・理事長から発災後すぐにお見舞いの言葉をいただいたことに感謝の意を表した。李・駐日代表はさらに、「台湾と日本は地震、台風、水害、疾病などに見舞われた際には、いつも互いに助け合い、困難を共に乗り越えてきた。このような友情は国際社会においても極めて貴重なものである。昨年、石破茂首相とAPEC台湾代表の林信義氏は、台日間の協力強化の中で、自然災害への対応について意見の一致をみた。今後も両国は全力を挙げて災害予防・救済の協力活動を推進していきたい」と強調した。

　隅会長は韓・立法院長および立法委員ら代表団の来訪を歓迎すると共に、花蓮で発生した水害に慰問の意を表した。隅会長はまた、「日本の自民党で、間もなく総裁選挙の投開票が行われる。その際、日本は新しい首相が選出されることになるが、日台の友好関係は引き続き維持され、変わることはない」と述べた。

　韓・立法院長は、今回、立法院「台日交流聯誼会」の訪日団は与野党の立法院による超党派の訪問団であると説明し、「台日間の国会議員交流を引き続き深めていきたい」と期待を寄せた。

写真1：あいさつする李逸洋・駐日代表

写真2：李逸洋・駐日代表（右6）、韓国瑜・立法院長（左6）、隅修三・日本台湾交流協会会長（中央）、超党派の立法委員一行