李逸洋・駐日代表が宮下宗一郎・青森県知事を訪問、「青森県日華親善協会」第54回総会に出席

　10月22日および23日、李逸洋・駐日代表は夫人を伴い青森県を訪問した。23日午前、李・駐日代表夫妻は宮下宗一郎・青森県知事を表敬訪問した。李・駐日代表は、「昨年11月に宮下知事が東京の駐日代表処を訪問した際、次は青森県で会うことを約束し、本日その約束が実現した」と述べた。また、「宮下知事が2023年に就任以来、台湾と日本の地方交流を積極的に推進しており、毎年代表団を率いて台湾を訪問し、すでに台中市長、台南市長、高雄市長らとも交流している」と述べた。李・駐日代表は、「台湾は青森県にとり最大のリンゴ輸入先である。台湾に年間約2万4000トンを輸出し、総輸出量の約7割を占めている」と述べた。さらに、「台湾と青森県は、農産物貿易協力に加え、半導体、AI、新エネルギーといったハイテク産業における協力の可能性についても検討できる」と強調した。また、台湾からは「百億青年夢叶う計画」の研修生4名が青森県庁でインターンシップを行っており、李・駐日代表は研修生らのインターンシップ体験談に耳を傾け、台湾と日本の交流に貢献するよう激励した。

　22日夜、李・駐日代表夫妻は「青森県日華親善協会」第54回総会に出席した。李・駐日代表は、50年以上にわたり青森県と台湾の交流を積極的に推進してきた同協会に対し感謝の意を表した。とりわけ2024年に発生した0403花蓮地震の復興のため、800万円を超える募金を集めたことに重ねて感謝の意を表した。さらに、今年発生した0923台風被害に対し、「青森県日本台湾友好協会」の山崎結子・青森県外ヶ浜町長が同協会を代表して20万円の義援金が贈られており、李・駐日代表は台湾の国民を代表して感謝の意を表した。　総会には、宮下宗一郎・青森県知事をはじめ、県内の地方自治体から10名あまりの首長、企業家、メディア関係者などを含め90名が出席した。

李逸洋・駐日代表（写真右）が宮下宗一郎・青森県知事（左）を訪問

李逸洋・駐日代表が「青森縣日華親善協會」第54回総会で挨拶

李逸洋•駐日代表（写真左）が「青森縣日華親善協會」山崎結子会長（右）から義援金を受け取る

李逸洋•駐日代表が台湾研修生を激励（1）

李逸洋•駐日代表が台湾研修生を激励（2）