蔡明耀・駐日副代表が「日本台湾親善協会」懇親忘年会に出席

　蔡明耀・駐日副代表は12月9日、「日本台湾親善協会」の懇親忘年会に出席した。このなかで挨拶した蔡副代表は、台湾海峡の平和と安定の重要性が世界各国から広く重視されるようになり、台湾海峡の平和と安定が世界の平和と繁栄に不可欠な要素であることが認識されていると述べ、台湾は中国の威圧に対して慎重に対処していくと同時に、先進武器の開発を強化し、練度の高い戦術など自衛能力向上に努め、台湾の安全保障と地域の平和と繁栄を守っていく考えを示した。

　また、蔡副代表は、当代表処が今年「一般社団法人中央調査社」に委託して実施した日本人の台湾に関する意識調査の結果によると、74.5%の人が台湾に親しみを感じ、63.6％の人が台湾は信頼できると答え、さらに米国「ロナルド・レーガン大統領財団・研究所」の今年12月の世論調査によると、もし中国が台湾を侵略した場合、74％の米国人が中国への制裁を支持し、79％の米国人が台湾独立の正式承認を支持し、60％の米国人が台湾防衛のための派兵を支持すると回答したことを説明した。そのうえで、今後も台湾が自由と民主主義の価値観を共有する米国、日本、欧州などの国々との協力を強化していくことを期待した。

　日本台湾親善協会の衛藤征士郎会長は、同会が今後も台湾を支持する立場を堅持し、台湾との交流促進に取り組んでいく考えを示した。

挨拶する蔡明耀・駐日副代表

蔡明耀・駐日副代表（前列左３）、衛藤征士郎・日本台湾親善協会会長（前列左４）、宮下一郎・衆議院議員（前列右４）