李逸洋・駐日代表が永石安明・OISCA副総裁らと面会

　李逸洋・駐日代表は12月11日、公益財団法人OISCAの永石安明・副総裁、廣瀬道男・副理事長一行と面会した。李代表は、OISCAが中野初代総裁（中野與之助先生）の代から50年以上にわたり、台日農業技術と人材交流の推進に尽力し、近年は自然環境保護及び持続可能な農業産業にも引き続き貢献していると述べた。さらに、921地震など台湾の自然災害発生時においては、3億円以上のご寄付を含む温かいご支援をいただいたことに、深い感謝の意を表した。

　廣瀬副理事長は、OISCAが1972年に台湾で中華民国総会を設立して以来、現在に至るまで台日農業技術交流を継続的に推進しており、毎年、台湾の農業青年を日本に招いて研修を実施しているとし、引き続き台日間の民間農業協力に貢献していきたいとの考えを示した。また、永石副総裁は、OISCAが日本の農林水産省及びパラオと、農業技術支援及び人材育成に関する新しい協力覚書を締結する予定であることを補足した。

　李代表は、これを高く評価し、今後、台日両国が交流を強化し、友好国であるパラオの農業技術及び農業人材育成に共に貢献していくことに期待を寄せた。

李逸洋・駐日代表（右3）、周学佑・駐日副代表（右2）、永石安明OISCA副総裁（左3）、廣瀬道男OISCA副理事長（左2）