陳水扁総統、「友好・共栄、永続的発展の旅」へ出発
陳水扁・総統は1月13日午前、中米の友好国であるグアテマラのアルバロ・コロン新大統領の就任式出席ならびにカリブ海地域の友好国であるセントルシア公式訪問のため、「友好・共栄、永続的発展の旅」と位置づけた外遊への出発に先立ち、談話を発表した。
陳総統は「激しい戦いであった立法委員選挙は昨日開票を終えたばかりで、選挙後の多くの問題を処理しなければならず、また、新しい立法院として組織された後の国会全体の新局面にすぐに直面することになるわけだが、友好国の新総統就任式の出席のため、まもなく我々代表団は中米のグアテマラへ向け出発し、コロン新大統領の就任式に出席すると共に、この就任式に出席するそのほかの友好国の元首各位とも会談し、双方の多岐にわたる関係の拡大を図り、歴史ある友好を積極的に強化した後、セントルシアを公式訪問し、18日に帰国する予定である」と述べた。
陳総統はさらに「今回の外遊の主軸を『友好・共栄、永続的発展』と位置づけ、永続的な精神で台湾の外交活動を行い、互恵互利の基本を堅持し、中米諸国およびカスピ海地域の友好国との長期的な協力パートナーシップを発展させていくようにしたい。グアテマラではコロン新大統領の就任式に出席する以外にも、エルサルバドル、ニカラグア、パナマ、ホンジュラスの四カ国の元首と二国間会談をそれぞれ予定しており、双方の関心ある議題について意見を交換し、両国の友好をより一層進化させていきたい」と外遊の主旨を語った。
続けて「今回の外遊において、私は初めてカリブ海地域の友好国であるセントルシアを訪問するものであり、さらには台湾の総統では初めての訪問でもある。台湾とセントルシアは国交を回復し8カ月あまりとなり、すでに多くの協力計画を進めてきており、直接同国の国民にも恩恵がもたらされている。また、セントルシア政府も台湾の国際組織参加における支持で尽力されている。元首外交の継続的な推進により、今回の外遊が台湾の国際活動の場においてさらに広範な基礎が開拓されると信じている」と強調した。
陳総統の訪問団一行は1月13日午前1時40分(台北時間13日午後6時40分)アラスカのアンカレッジ国際空港に立ち寄り、同地で「レイモンド・バッガード米国在台協会(AIT)理事長と会談を行った。
アンカレッジを後にした陳総統の訪問団一行は1月13日、午後3時30分(台北時間14日午前5時30分)グアテマラの首都グアテマラ市にある空軍基地に到着した。その後、陳総統はコロン新大統領の就任式出席のため同じく同国を訪問中のエルサルバドルのサカ大統領と会談を行った。
陳総統はエルサルバドル政府および同国国民の長期にわたる確固とした台湾支持に対し最高の謝意を示し、とりわけ、台湾の国連ならびに世界保健機関(WHO)など国際組織への加盟獲得に、同国が引き続き台湾のために国際社会の中で義をもって発言してくれていることに、台湾の政府および台湾の国民2,300万人を代表し衷心よりの謝意を示した。
陳総統はサカ大統領に対し「台湾は昨年12月に立法院(国会)で『台湾・エルサルバドルの自由貿易協定(FTA)』が通過した。エルサルバドルの国会でも速やかに審議が終了するよう希望し、それによりさらに多くの台湾企業が貴国への投資に関心を持つよう奨励したい」と述べた。
サカ大統領は陳総統および2,300万人の台湾の国民が、エルサルバドルに対する支持と関心を示していることに感謝の意を表すと共に、「台湾とエルサルバドル両国の友好は堅固であり、今後も引き続き国際社会の中で台湾の最も忠実な友人となっていく」と重ねて表明した。さらに「近い将来、国内の企業代表団を伴い台湾を訪問し、FTAフォーラムに出席し、双方の実質的な相互連動と交流の発展についてより深く討論し、両国国民のためにより大きな幸福を求めていきたい」と述べた。
【総統府 2008年1月13日、同14日】