駐日代表処台湾文化センターで台湾出身の書道家、陣内伯臺氏の個展開催

あいさつする郭仲熙・駐日代表処副代表

写真前列左２から、陣内伯臺氏、郭仲熙・副代表、蘇成宗・中華民国留日東京華僑総会会長

　日本で活躍する台湾出身の書道家、陣内伯臺氏の個展『伯臺書道心画展』が、１１月２５日～１２月１０日の会期で、東京・虎ノ門にある台北駐日経済文化代表処（以下、駐日代表処）台湾文化センターで開催されている。開幕式に出席した駐日代表処の郭仲熙・副代表は、「陣内氏の作品を通して、台湾と日本は文化においても密接につながっているものがあることを改めて感じた。台湾と日本は非常に深い絆によって結ばれており、これは台日共同の資産であり、双方の関係を築いていく上できわめて重要な礎となっている。ぜひ、この共同資産を活かして、さらなる台日関係の発展を目指していきたい」とあいさつした。

　展示作品について、陣内氏はあいさつの中で、台湾と日本両方から影響を受け学んだものであると説明し、台湾と日本の文化交流のためにも同展を今後も続けていきたいと抱負を述べた。

　会場には書道作品および、陣内氏の日常生活における思索や感情、人生観といった精神性を書道作品の中に盛り込んだ独自の「書芸心画」作品など合計２６点、愛用している筆・墨・硯など文房至宝２８点を展示している。

駐日代表処台湾文化センター『伯臺書道心画展』のウェブサイト
　　http://jp.taiwan.culture.tw/information_34_38281.html

作品の説明をする陣内伯臺氏

«２０１５年１１月２６日»