東京で開催の先端技術産業展「テクノフロンティア」に台湾企業２４社が出展

　東京ビッグサイトで会期３日間にわたる「テクノフロンティア２０１４（TECHNO-FRONTIER 2014）」が７月２３日に開幕し、台湾は会場に「Taiwan Excellence（台湾精品）」パビリオンを設け、台湾の優良企業２４社による１０５点の製品を展示している。同展はメカトロニクス・エレクトロニクス技術の発展と普及を支援する、アジアを代表する要素技術専門展示会で、今回は国内外の４９１社が出展し、１，０３７ブースを設けた。

　経済部国際貿易局は、中華民国対外貿易発展協会（ＴＡＩＴＲＡ）に「台湾産業ブランドイメージ計画」の実施を委託しており、世界の多くの場所で「Taiwan Excellence」の推進活動が行われており、日本で開催された同展にも、「Taiwan Excellence」パビリオンを出展した。

　この日、同展会場では、台湾の先端技術産業に関する記者発表会が、台湾貿易センター東京事務所の陳英顕・所長により開かれ、台北駐日経済文化代表処の余吉政・副代表も来賓として出席した。

　同記者会では、台湾電機電子工業同業公会（電電公会）の副理事長を兼務する環隆科技の欧正明・董事長（会長）が台湾の先端技術産業の動向について発表し、「これまで、台湾のメーカーは日本からの受託製造を行ってきたが、今後は新製品を共同で開発および設計することが可能である。台湾は日本の技術導入を希望しており、電電公会は間もなく日本とのプラットフォームを設立する予定である」と述べた。

　そのほか、台達電子工業（デルタ電子）、上銀科技（ハイウィン）、建準電機工業（サンオン）、創見資訊（トランセンド・インフォメーション）など台湾の有力企業４社も自社の主力製品および技術について紹介した。

「テクノフロンティア２０１４（TECHNO-FRONTIER 2014）」ウェブサイト
　　http://www.jma.or.jp/tf/ja/index.html

«２０１４年７月２４日»

写真提供：中央社