台湾プロ野球の呉志揚・中華職業棒球大連盟会長が日本訪問

　台湾プロ野球のコミッショナー、呉志揚・中華職業棒球大連盟（ＣＰＢＬ）会長は３月９日に日本を訪問し、翌１０日、東京ドームを視察すると共に、日本のプロ野球界関係者を表敬訪問した。

　当日は日本訪問中の「世界野球ソフトボール連盟」（ＷＢＳＣ）のリカルド・フラッカリ会長とも会見し、野球のオリンピック実施競技への復活および今年の年末台湾と日本で開催される「WBSC プレミア12 プロフェッショナル」について、広範な意見交換を行った。

　会見後、呉会長は「野球界は、天候の影響を受けない台北巨蛋（台北ドーム）での試合を期待している。今回、東京ドームを視察して得たことを、台湾に持って帰り参考にしたい」と語った。

　呉会長の日本訪問には、台湾の審判員４名も同行している。これについて、呉会長は、「侍ジャパンと欧州代表との試合が３月１０日より東京ドームで２日間行われる。台湾プロ野球の審判員のレベルは国際試合においても高い評価を得ていることから、この試合の主催者である日本野球機構がＣＰＢＬに対し、台湾の４名の審判員が第３者の立場で審判を行うよう要請してきたため」と説明した。

«２０１５年３月１１日»

写真提供：中央社
　　呉志揚・会長（左）、リカルド・フラッカリ会長