台北市文化基金会に選ばれた１３社が「東京デザイン製品展」に出展

朱文清・台北駐日経済文化代表処台湾文化センター長（右３）、周琍敏・台北市文化基金会執行総監（右４）、台湾出身のアーティストの李漢強さん（右１）

　台北市文化基金会は７月８日（水）～同１０日（金）の３日間、東京ビッグサイトで開催の「東京デザイン製品展」に、「TAIPEI corners　台北の街角」をテーマとした台北パビリオンを設け、同基金会により選ばれた台湾の１３社が自社のデザイングッズを展示している。

　初日午後には台北パビリオンでデザイン交流のイベントが開かれ、出席した朱文清・台北駐日経済文化代表処台湾文化センター長はあいさつの中で、展示されている１３社の製品はいずれも特色のあるものばかりで、日本や世界各国からのバイヤーから大いに注目され、また同時に、台湾の贈り物文化も深く理解されるであろうと期待した。さらに、出展した１３社の関係者らに対しても、自社の製品を紹介する一方で、世界各国のブースも回って、各国から訪れたデザイナーと交流し、今回の出展が実り多いものとなるようにしてほしいとエールを送った。

　台北市文化基金会の周琍敏・執行総監は、主催者を代表してあいさつし、台北市政府が台北文化基金会と共に、近年、文化創意産業の発展推進および国際交流の促進に努めており、松山文創園区を拠点にし、国内のデザイン業者の国際的な産業連携・交流を促し、海外市場へと発展できるよう図っていることを紹介した。今回の出展については、「台北市街ならどこでもデザイン商品・ギフト探しができる」をコンセプトにしていると説明した後、出展１３社をそれぞれ紹介した。

　台北市文化基金会が代表団を組織し、同展に出展したのは今回が初めてであり、出展した１３社はいずれも、台北市文化基金会が台湾文化創意産業を代表できると認めた優れたブランドである。これらは商品デザインの独創性があり、台湾の文化的なものに機能性と美観も融合させている。この日、日本や各国の多くのバイヤーたちが台北パビリオンを訪れ、出展業者からの説明を受けたり交流し賑わった。

台北パビリオン「TAIPEI corners　台北の街角」

«２０１５年７月９日»