新竹県の小学生らが高知「よさこい祭り」で踊りを披露

　高知県で開催された第６２回「よさこい祭り」に、台湾・新竹県の十興国民小学（小学校）の児童らによる舞踊団が出演し、「桐花仙子」の踊りを披露した。

　十興国民小学の舞踊団はこれまでに台湾でさまざまな舞踊コンテストで優秀な成績を持つチームであり、８月１０日に高知県庁広場、中央公園、高知城などで演舞を披露し、観客らからの喝采を浴びた。

　十興国民小学の舞踊団および関係者ら３２名の訪問団は８月１０日、尾崎正直・高知県知事、岡崎誠也・高知市長らを訪問し、王舒誼・団長が邱鏡淳・新竹県長から預かったパイナップルケーキや新竹県名産の東方美人茶などを贈り、新竹と高知の友好関係の強化に期待を示した。

　新竹県と高知県は、２０１３年に新竹県で開催された台湾ランタン祭りで高知県のよさこいチームが参加したことをきっかけに交流が始まり、同年より毎年新竹県からも高知よさこい祭りに舞踊団の派遣を続けている。

　王団長は、新竹県長の代理として、１０月１４日～同２５日に新竹県で開催される「台湾国際客家カーニバル・国際花鼓アートフェスティバル」への高知県チームの参加を要請し、舞踊団の相互派遣を通じた交流の深まりを期待した。

《２０１５年８月１３日》
写真提供：中央社