日本台湾学生会議ウェルカムパーティーが開催

　第１０回日本台湾学生会議のウェルカムパーティーが８月１７日夜に東京都内のホテルで開催され、台北駐日経済文化代表処の沈斯淳・代表および同代表処関係者らが、同会議の大会に参加する１００名余りの台湾と日本の大学生らを歓迎した。

　日本台湾学生会議は２００６年に第１回大会を台北で開催して以来、台湾と日本の持ち回りで毎年大会を開催している。第１０回となる今大会は東京のお茶の水女子大学で開催され、８月１８日から２２日までの期間中、分科会、講演会、発表会などを行い、「スポーツ」、「心理」、「参政権」、「外国語」などのテーマについて討論する。また、山梨県での和太鼓観賞や、ほうとう作りなどの日本文化体験、台日の文化を紹介し合う文化ナイトなどのプログラムを行う。

　沈代表は、挨拶の中で「近年、台湾と日本は、産業、教育、文化、科学技術などの各分野における交流や連携がより頻繁に行われるようになっており、双方の間にはすでに『特別パートナーシップ』が構築されている」と述べ、「若い皆様には、台日間の友好の懸け橋になっていただきたい」と呼びかけた。

　第１０回大会の代表を務める田中千佳さんは、中国語で挨拶し、台湾から来日した学生らを歓迎するとともに、今大会が実り多き交流活動となるよう期待を示した。

《２０１５年８月１８日》