「やまがた女将会」が駐日代表処を訪問、台湾との交流促進

　「やまがた女将会」の川﨑禮子会長をはじめとする「やまがた女将会」の女将６名、並びに佐藤嘉高・山形県観光物産協会専務理事および同協会関係者らが９月７日、台北駐日経済文化代表処を訪問した。沈斯淳・駐日代表は、一行を歓迎し、台湾と山形県とのますますの関係強化を期待した。

　沈代表は、今年５月に山形県で台日観光サミットが開催され、台日の年間往来者数５００万人を突破目標として定めたことに関して、より多くの山形の人々に台湾を訪問してほしいと呼びかけた。また、台日ワーキングホリデー制度を利用して日本の旅館等で「おもてなし」文化を学んでいる台湾の若者がいることについて、今後の台日関係に寄与するとの考えを示した。

　川﨑会長は、あいさつの中で、山形は「おしん」のふるさととしても知られているが、今後はさらに台日間の若い世代の交流にも力を入れ、修学旅行の受け入れや派遣などの交流を積極的に進めていきたいと述べた。

佐藤・専務理事は、「台日観光サミットの開催をきっかけに山形県の人々の台湾に対する親しみがなお一層強まり、台湾に旅行に出かけるという流れができた」と述べ、双方向の交流が深まっていることを強調した。

《２０１５年９月７日》