謝長廷・駐日代表が高雄市長、台南市長と共に熊本県・市の関係者らと交流

６月１１日、熊本城の被災状況の説明を受ける謝長廷・駐日代表（左２）、陳菊・高雄市長（前列右３）、頼清徳・台南市長（前列右２）ら一行

６月１１日、山鹿市を訪れた謝・駐日代表（左１）、陳・高雄市長（左２）、頼・台南市長（右１）

　台北駐日経済文化代表処の謝長廷・代表は６月１０日、熊本に到着した陳菊・高雄市長および頼清徳・台南市長ら合同訪問団一行と共に、熊本県庁に蒲島郁夫知事を訪問し、深刻な震災被害を受けた熊本県の早期の復興と観光の振興を祈った。この日、陳・高雄市長および頼・台南市長からそれぞれの市を代表し、熊本県に義援金が贈られた。

　翌１１日、謝・駐日代表、高雄、台南両市長ら合同訪問団一行は、熊本市の大西一史・市長を訪問し、陳・高雄市長および頼・台南市長から熊本市に義援金が贈られた。一行は、市内にある熊本城二の丸公園を訪れ、同行した大西市長や専門家らから被災状況の説明を受けた。その後、山鹿市を訪れ、中嶋憲正・市長をはじめ市関係者らの歓迎を受けた。一行と山鹿市の関係者は、台日双方の観光協力・交流促進に期待の意を表した。

　１２日、謝・駐日代表ら一行は熊本在住の台湾人らと懇談し、同地の台湾華僑らの長年にわたる台日交流の努力に対し、感謝の意を表した。その後、この度の熊本大地震の震源地となった益城町も訪れ、震災の被害状況や復興状況を視察すると共に、熊本の災害緊急救助等の実務について交流を行った。

【高雄市政府、台南市政府　２０１６年６月１０日、１１日、１２日】

写真提供：高雄市政府