潘孟安・県長が屏東県の観光を日本でトップセールス

潘孟安・県長（前列右３）、台湾観光協会東京事務所の鄭憶萍・所長（同２）

　屏東県の潘孟安・県長（知事）は、屏東県の観光促進イベント「光りの南国　―太陽が燦々と降り注ぐ台湾・屏東県」を９月３日と４日の両日、東京・神田の「司３３３１」で開催するのに先立ち、９月２日に同イベントの会場で記者会見と台日関連業者の交流会を行った。

　潘県長はあいさつの中で、「屏東県は海あり山ありのすばらしい風景やフルーツ、グルメなど魅力が揃っている。文化的には多民族が集まっており、その歴史や文化を味わうこともでき、観光面でたくさんの選択肢がある。アクセスも現在、日本―高雄間は数多く飛んでおり、高雄から屏東へも便利だ。『百聞は一見に如かず』、ぜひ実際にお越しいただきたい」とアピールした。

　同イベントは、屏東県が今回初めて日本で開催したものであり、潘県長、県政府、県観光協会のほか、民間からは旅館・ホテル、旅行社、バス会社、食品など観光関連業界のトップ級の関係者が出席し、日本の旅行関連業者らと積極的に交流した。会場では屏東県の名産品を食材にした創作料理や、県で生産されたカカオを用いた飲み物やチョコレートの試食も行われたほか、翌日から会場で開催される写真展の作品の一部も披露され、日本のメディアや旅行関連業者が多数出席し、会場は大いににぎわった。

創作料理をアピールする潘孟安・県長（中央）

会場には日本のメディアや旅行業界関係者が多数訪れた

«２０１６年９月５日»