呉経国氏がASOIF執行委員に再選、副会長も

　オリンピック夏季大会競技団体連合（ASOIF）は4日、デンマークで代表大会を開き、中華民国籍で、国際ボクシング協会（AIBA）の会長を務める呉経国氏は27票中26票を獲得して執行委員に再選された。呉氏はまた、ASOIFの副会長にも選ばれた。

　呉経国氏は、「過去4年にわたる自分の努力をASOIFのメンバーたちが認めてくれたことに感謝する。向こう4年間も初心を忘れず、オリンピック夏季大会で実施されるスポーツのために貢献したい。各スポーツの28の国際競技連盟、国際オリンピック委員会（IOC）、オリンピック夏季大会開催地の間の十分な意思疎通を実現し、社会でスポーツが担う積極的な機能を発揮させる」と話した。

　ASOIFはIOCとオリンピック大会で非常に重要な地位と機能を持ち、世界のスポーツ界において大きな影響力を有する団体。今年、執行委員に当選したのは、国際陸上競技連盟のセバスチャン・コー（Sebastian Coe）会長、国際アーチェリー連盟のUgur Erdener会長、国際トライアスロン連合のMarisol Casado会長。

　ASOIFの執行委員は会長と6人の執行委員。現在の会長は国際テニス連盟の終身名誉会長であるリッチビッティ（Fransesco Ricci Bitti）氏。残り2人の執行委員は2015年に当選した、国際バスケットボール連盟のPatric Baumann会長と国際カヌー連盟のJose Perurena Lopez会長。

Taiwan Today：２０１７年４月６日

写真提供：中央社
　オリンピック夏季大会競技団体連合（ASOIF）の代表大会で、国際ボクシング協会の会長を務める中華民国の呉経国氏（写真）が執行委員に再選された。呉氏はASOIFの副会長にも選ばれた。