2017年「台日高等教育刷新改革フォーラム～新契機、新思考、新価値」が台湾で開催

2017年「台日高等教育刷新改革フォーラム～新契機、新思考、新価値」が5月5日、台北駐日経済文化代表処（以下、駐日代表処）および「社団法人台湾評鑑協会」（以下、台湾評鑑協会）の共同主催、台湾の中国科技大学、景文科技大学、華夏科技大学、龍華科技大学の共催により、台北市内の台大校友会館で開催された。

同フォーラムでは、日本から桜美林大学の山本真一教授、「独立行政法人大学改革支援・学位授与機構」の野田文香准教授、一橋大学の太田浩教授ら教育実務関連の研究者を招き、日本の高等教育および機関研究（ＩＲ）をいかにして大学の運営・管理、評価に結びつけるかなど、改革の動向について説明が行われた。また同時に、国内各大学のＩＲおよび国際教育などに携わっている関係者らによりディスカッション、交流が行われた。

台湾の教育行政関係者や教師らが、日本の高等教育改革の動向について理解を深めるために開催した同フォーラムでは、台湾評鑑協会の傅勝利・理事長が司会進行役を務め、台日双方の高等教育の専門家、さらには教育部（日本の文部科学省に相当）国際および両岸交流司の劉慶仁・参事、駐日代表処教育組（部）の林世英・部長らも出席した。

同フォーラムを通して　、台日教育改革の情報が共有されると共に、台日教育改革の情報と交流のプラットフォームも確立され、参加した各大学の専門家の交流により、新しい思考が引き出され、新しい契機が開かれた。

【台北駐日経済文化代表処教育組　２０１７年５月２３日】