謝長廷・駐日代表が東山彰良氏の「読売文学賞」受賞式に出席

謝長廷・駐日代表が東山彰良氏の「読売文学賞」受賞式に出席

謝長廷・駐日代表(左)、東山彰良氏(右)

受賞者挨拶をする東山氏

 台湾出身の作家、東山彰良(本名:王震緒)氏がその著作『僕が殺した人と僕を殺した人』で「第69回読売文学賞」小説賞を受賞したことを祝い、台北駐日経済文化代表処の謝長廷・代表は2月21日、都内のホテルで開催された同賞の贈賞式に出席し、東山氏に祝意を伝えた。

 東山氏は受賞あいさつの中で、「僕は台湾で生まれ、日本で育った。これは人生の割合早い時期に1つの人生から切り離され、もう1つの人生を与えられたという見方もできる。日本で暮らして40年以上になるが、心の中では切り離されてしまった方の人生に対する思いがずっとある。そういうものに対する憧れが、僕自身の葛藤となってこの小説を書かせた」と述べた。

 主催者としてあいさつした読売新聞グループ本社の老川祥一・取締役最高顧問/主筆代理は、「東山氏は2015年に『流』で直木賞を受賞しており、今回立て続けの受賞は快挙」と称賛した。同賞の選考委員の一人である川村湊氏は、「同書は文学中の文学。純粋なる文学の本質的なものを表現している」と講評した。

«2018年2月22日»