行政院大陸委員会が「大陸委員会」に名称変更

行政院大陸委員会が「大陸委員会」に名称変更

img20180704115759236

 台湾の対中国大陸政策を担う行政院大陸委員会は2日、大陸委員会に名称を変更した。行政院(=内閣)の3文字が消えた。今年6月13日に公布、7月2日付けで施行された「大陸委員会組織法」に基づくもの。

 大陸委員会では2日、「大陸委員会(Mainland Affairs Council)」と書かれた切り文字看板の除幕式が行われた。行政院の羅秉成政務委員(=無任所大臣)、大陸委員会の陳明通初代主任委員(=大臣)、邱垂正副主任委員(=副大臣)、陳明祺副主任委員、李麗珍副主任委員、華士傑主任秘書、それに台湾の対中国交渉窓口機関である海峡交流基金会(海基会)の張小月董事長(=会長)、立法院(=国会)内政委員会の洪宗熠召集委員などが立ち会い、大陸委員会の新たな門出を祝福した。

 陳明通主任委員は集まった来賓に対し、大陸委員会への日頃の支援に感謝すると共に、セレモニーに参加した職員たちに対しては、直ちに持ち場に戻り、台湾の各産業、各業界の人々が安定した楽しい生活を送れるよう、また台湾海峡両岸の平和と安定のために働いて欲しいと呼びかけた。

 2日付けで施行された「大陸委員会組織法」によると、組織の名称変更以外、各職務やその機能について大きな変更はない。大陸委員会の傘下には従来、6つの「処」と、それを補佐する4つの「室」が置かれていたが、新たに「資訊室」が増設され、5つ目の「室」となった。大陸委員会では今後、新たな組織構成と人事で、引き続き台湾海峡両岸事務の統轄・調整機能を強化し、台湾海峡両岸の平和、安定、繁栄のために尽力するとしている。

 大陸委員会はこの日、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を活用した情報発信を強化するため、インスタグラムのアカウント(mainland_affairs_council)を開設したことを発表した。一般の人々に親しみを持ってもらえるような写真を投稿することで、組織変革後の新たなイメージ作りに積極的に取り組んでいきたいとしている。

Taiwan Today:2018年7月4日

写真提供:大陸委員会
 台湾の対中国大陸政策を担う行政院大陸委員会は2日、大陸委員会に名称を変更した。写真は行政院(=内閣)の3文字が消えた切り文字看板の除幕式の様子。左から大陸委員会の李麗珍副主任委員、邱垂正副主任委員、海峡交流基金会の張小月董事長、行政院の羅秉成政務委員、陳明通初代主任委員、立法院内政委員会の洪宗熠召集委員、陳明祺副主任委員、華士傑主任秘書。