陳副総統、パウロ6世教皇らの列聖式に出席へ

陳副総統、パウロ6世教皇らの列聖式に出席へ

 福者パウロ6世教皇らの列聖式(Canonization of Pope Paul VI)に出席する陳建仁副総統は11日夜、出発前の談話を発表した。談話の概要は以下のとおり。

 私は蔡英文総統の指示を受けて、10月14日に行われるパウロ6世教皇をはじめとする福者6人の列聖式に出席するため、バチカンへ向けて出発する。中華民国(台湾)とバチカンは長年、頻繁に交流を行い、緊密かつ安定した関係を築き上げている。両国は人道支援、文化交流、諸宗教対話など各分野で協力し、十分な成果をあげている。わが国の政府とすべての台湾住民は、信仰の自由、民主主義、人権の保護、世界平和など普遍的な価値観に基づき、これからも具体的な行動をもって教皇フランシスコを支持し、バチカンの自由、正義、平和、博愛、人道的思いやりという理念を、世界のあらゆる片隅にまで届けるべく協力したいと考えている。

 私は列聖式に出席するにあたり、蔡総統、台湾住民、そしてカトリック教会の信徒を代表し、教皇フランシスコに最大級の敬意を払い、そして教皇フランシスコが適切な時期を選んで、台湾で司牧訪問を行い、台湾とバチカンの関係をより深めることを歓迎する意向を伝えたい。

 今回のバチカン訪問では、サン・ピエトロ大聖堂で2つのミサを行うことになっている。それぞれ台湾及び世界の平和、世界の環境保護及び人類の持続可能な発展、という意向で祈りを捧げる考えだ。そして、天主が台湾住民に幸福をもたらし、台湾をお守りになるよう、そして経済発展、国家安泰、順風満帆、社会の調和、家庭の円満を祈り、台湾海峡両岸がこれからも平和であるよう祈念したい。中国は信仰の自由へ向かって徐々に歩み始めており、両岸のカトリック教徒はいずれ同じように、教皇フランシスコによる守り、恵み、祝福を感じることができるだろう。そして、地方の教会と世界の普遍的教会との真の融合が実現するだろう。我々はまた、全世界が環境保護を重視し、地球温暖化がもたらす環境の変化を減らし、人類の持続可能な発展を守ることができるよう祈りたい。

 親愛なる国民の皆さん、世界及び台湾海峡両岸の今後の平和と、台湾とバチカンの末永い友好関係のために、我々に引き続き祈らせて欲しい。

Taiwan Today:2018年10月12日

写真提供:中央社
 福者パウロ6世教皇らの列聖式(Canonization of Pope Paul VI)に出席する陳建仁副総統(左)は11日夜、出発前の談話を発表した。写真右は副総統夫人。台湾北部・桃園市の桃園国際空港にて。