台湾がWHOのコロナウイルス会合オンライン参加へ、「引き続き完全な参与目指す」

台湾がWHOのコロナウイルス会合オンライン参加へ、「引き続き完全な参与目指す」

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 新型コロナウイルスが中国大陸から世界に広がっていることを受け、WHOは11日と12日にジュネーブで専門家会合を開く。中華民国外交部(日本の外務省に相当)は9日、プレスリリースを発表し、台湾はこの会合への参加を強く望む立場をWHOに伝えており、WHOとの協議が続いていると説明した。

 外交部はこのプレスリリースの中で、このところ台湾のWHO参加を強く支持する海外からの声が大幅に増えていると指摘、こうした動きは「中国・武漢の肺炎が急速に広がっていることに対する国際社会の高度な関心と、台湾を世界の公衆衛生及び防疫のシステムに加えることの切迫性と必要性に対する国際社会の理解を示している」と分析した。WHOはこのほど、関連の一部会合に台湾をオンライン方式で参加させることを検討。外交部はこれを「好ましい始まりだ」と歓迎する一方、これによって台湾がWHO総会(世界保健総会、WHA)へのオブザーバー参加や、WHOによるその他の技術会議、イベント、メカニズムへの参加を求めていく必要が無くなったわけではなく、かえって台湾がWHOへの参与を求めていくことの正当性と合理性が国際社会に広く認められ、支持されていることを示すことになったと説明した。

 外交部はプレスリリースの中で、台湾はWHOに対し、台湾を支持する世界の声に目を向けるよう呼びかけると共に、WHOが専門的な立場を堅持し、台湾が世界の医療衛生体系と防疫網に完全な形で参与し、世界に貢献できるよう引き続き協力してくれることに期待すると述べた。

 そして外交部は、定期的で制度化された方式で、さらに完全かつ十分な形でWHOが開く関連の全ての会議、活動、メカニズムに参加できてこそ台湾は全世界の防疫網の抜け穴にならず、世界が協力して感染症に対抗していく上でより大きな貢献が出来るのだと訴えた。

Taiwan Today:2020年2月10日

写真提供:WHOウェブサイトより
 新型コロナウイルスに関するWHOの専門家会合で、台湾のオンライン参加が認められる見通しに。外交部は、世界の医療衛生システムへの完全な参加を今後も目指していくと強調した。